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エスペラントの思想と国家権力
141
:
Kia-kabalo-mi-estu?
:2007/04/15(日) 20:36:21 ID:5K/NMOGE
現在、民主主義先進国で「マルクス主義を信奉」している人は非常に少ないでしょう。
マルクス主義とはマルクスの誤った考えや時代制約的な暴力革命論をも金科玉条にして
しまった思想体系です。私の個人的考えですが、マルクスが今生きていたら修正主義
や異端論争に明け暮れた宗教論争的な歴史には異を唱えたでしょう。
日本と違い欧州の社会民主主義者はマルクスの死後彼の考えを早い時期に少しずつ相対化して
いった事です。しかし松戸さんの言われるように「社会民主主義はマルクス主義を批判」する
のは確かですが、マルクスの考え方をすべて否定するものではないのですよ。
少数ですが現代の社会民主主義こそマルクスの考えを正当に受け継ぐものであると考える人達も
いるんですよ。すなわちスターリン体制化のマルクス・レーニン主義こそ異端なのだと。
私はそのような正当だとか異端だとかいう非科学的な論争には組しませんがね。
あくまで、マルクスの資本主義分析を基礎としてプラグマティックに社会改良を積み重ねて
いくのが賢明な道だと考えています。
もちろん、マルクスの資本主義分析にも革命を合理化するために科学的論理から逸脱した部分が
あります。それは、資本主義における労働者の窮乏化を絶対的なものとして、
すなわち法則としてしまったことや、それゆえ労働者の闘争による資本主義崩壊をも必然的
なものとしてしまったことです(資本論は実は「資本の運動は等価交換の原則が守られれば
ありとあらゆるものを商品化しその枠内取り込む事を可能にし、民主主義をもその運動の
体制内に取り込んでしまったのであり、その支配を貫徹する体制(資本主義体制)はそれ自身、
自己完結的で強固な体制である」ということを証明している、少なくともその基礎を提供して
くれているのです。)。
そのような誤りにも拘らず、資本主義の分析にはマルクスの視点が欠かせないのは次の理由からです。
それは逆説的ですがマルクスを誤らせた政治的立場に立脚して物事を見る視点です。
還元すれば支配するものと支配されるものとの有機的関連性において問題を立ててみる
考え方です。それは単純には権力やヘゲモニーの問題とも言っていいでしょう。
この点で右翼との大きな違いが出てくるのですね。
右翼や保守主義者は縦の支配構造を無視するか、それ自体すら認め無い者もおります。
「富める者、貧しい者、能力のある者もそうでない者も同じ条件化にある」(と思い込んで
いるか、また思い込まし(され)ている)という前提から社会問題を設定します。
戦前に起こった2.26事件は天皇親政下の昭和維新を目指して貧しい農村出身の将校達が
クーデターを図ったものですが、権力構造に無知な右翼思想に導かれた典型的なものでしたね。
います。
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