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エスペラントの思想と国家権力

138松戸彩苑:2007/04/15(日) 10:17:10 ID:???
私はけっして、社会を改良することすべてを批判しているわけではありません。
私にしても「社会民主主義」については、それなりに評価しています。
ただし、社会民主主義というのは、マルクス主義を「批判」するものであるということは、忘
れないでいただきたいと思うんですね。

ウィキの「エドゥアルト・ベルンシュタイン」の記事には、次のように書いてあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%82%A5%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3

  フリードリッヒ・エンゲルスの死後、1896年から1898年まで、SPD内部の修正主義論争
  につながる「社会主義の問題」と題する一連の論文を発表し、マルクス主義を批判した。
  労働者階級の生活改善と中産階級の発生を根拠に革命不要説を唱えた。1899年には
  「社会主義のための諸前提と社会民主主義の任務」を発表。これに対して、ローザ・ル
  クセンブルクは1900年、「社会改良か革命か」を発表し、激しく反論。ベーベルやリープ
  クネヒト、カール・カウツキーらとも鋭く対立した。

ということで、マルクスと社会民主主義を同じようなものとして論じるのは良くないですね。
同じ「革新」とは言っても、目標としているところは、ぜんぜん違いますから。

どういうわけだか、日本では社会民主主義というのは人気がなかったんですよね。
日本社会党にしても、ほとんど共産党みたいなことを言ってたわけです。

そもそも、私なんかもベルンシュタインの著作を(日本語で)読んでみたいと思ったことが
あったんですけど、調べてみると、現在入手できる本って、まったく無いんですよね。
どうしてなんでしょうか。

しかし、現在でもマルクス主義を信奉している人たちは、身内のなかから生まれた異端で
ある社会民主主義の成功を、どのように見てるんでしょうかね?


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