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エスペラントの思想と国家権力
134
:
Bonsano
:2007/04/13(金) 16:53:05 ID:Gdm97ay2
上記の主要な3つの欠陥は松戸さんの仰るように人間性に対するマルクスの大きな誤算であり、
人間の理性に全面的に依存する社会改革路線の歴史的敗北でもあります。
資本主義経済の分析に於いては冷静な唯物史観の適用者であった彼は権力の属性に関しては
あまりにも楽観主義的といえました。
権力の掌握やその抑制手段として近代民主主義的手法を経験的に採用した社会民主主義者の方が
結果的に賢明だったということですね。
最後に何故それでもマルクスか、ということですが多くの人が先にあげたキリストの生き方に
多くの人が共鳴するように、19世紀の半ばにかくも資本主義についてあれほど掘り下げた分析を
したのは、彼が最初であるということと、富裕な出身でありながら貧しい労働者階級のために
一生を捧げたというその実践的生き方はザメンホフ同様に賞賛に価するものと私は思っています。
そして社会主義計画経済の敗北は資本主義という人間の個人的欲望を原動力とする生産システムに
人類は当面頼らざるを得ないという冷徹な真実を突きつけたのでした。
すなわち人類はアダムスミスの言う「神の手」に社会の調和を委ねる事を再び余儀なくさせられた
のです。ガルブレイスの言った「不確実性の時代」がまた到来したのですね。
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