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エスペラントの思想と国家権力
133
:
Bonsano
:2007/04/13(金) 12:17:19 ID:Gdm97ay2
それに反して生産手段の共有を目指す当時の共産主義や社会主義はまさに実践的
課題でありました。すなわち人間が理性に従って建設すべき社会でした。にも拘らず
マルクス主義者はそれを必然の科学にしてしまいました。
すなわち生産手段の共有化、国家単位となる場合は国有化でしたが、それは生産の
自由競争を排除するものでしたから、当然計画経済が要求されます。
問題の核心はこの計画経済にあります。
ここでマルクス、その正当な後継者を自認するレーニンもそうでしたが、彼らの
想定外のこととしては以下のことが言えましょう。
1.計画経済を実行するための方法・手段・社会的機構が歴史的には未だ遥かに未成熟であった。
(レーニンはその著「国家と革命」においてそのことを含めて国家管理という「事務作業」の
容易さを説いたが現実はそうでなかった。)
2.能力のある国家管理エリートが容易に腐敗すること。
(これは党の幹部についても言えることで革命家の情熱も特権を得ることによりそれを自分は
もとより血縁関係者や自分と利害を共有するもののためにその特権を維持しようと考えるように
なった。勿論革命の理想に忠実な者もいたがそれが大勢とはならなかった。)
3.管理される側の一般勤労者大衆も、有能な者もそうでない者も個人の労働力消費による富の
形成については大きな差が生まれないので働く意欲が低下する傾向があった。
(それを補うため精神的インセンティブを必要と考える様になり、そのため指導者や党の存在に
関する多くの神話が捏造されたり根拠のない権威付けが行われるようになり社会主義の建前である
平等主義から大きく逸脱することになった。)
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