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エスペラントの思想と国家権力

1030KamelioJapana:2009/03/07(土) 13:50:12
>「つくる会」は、これまで日教組の教師たちにより歪められた歴史認識を、
他の国に見られるような通常の位置にもどすことを目的にしているだけだと思います・・・

日教組を支持する立場から、反論しますが、人並み以上に学識のある先生方の集まりでも、所詮、
人間のすることですから、一部誤りもあったでしょう。
しかし、概ね教科書の客観的記述を擁護してきたのは、日教組を中心とする戦後の、所謂、
「民主主義勢力」であり、特に先の大戦で膨大な被害を受け、その傷跡が癒えない日本の
戦争体験者、取り分け、アジアの人たちにとっては蟠りが消えない「日の丸」や「君が代」の
教育現場における強制等に反対してきたのも日教組でした。

その日教組を「国を愛す」という美名の下に先の大戦の戦争責任から依然として逃れよう、あわ
よくば、復権しようとしている人たちが右翼や暴力団の様な無知な輩を利用して日教組潰しに
血眼になっていた事は、なるほど「良く理解できる」ことです。このことは、冷戦終結後の
1990年代以降、時勢にのり、すなわち米国の特に保守勢力を中心に日本の軍事力を是非とも
自国の世界戦略の観点から使いたいという思惑も追い風に働き、一層強い動きとなったようです。

>この動きは、これまでの歴史観に慣れている人々にとっては、「愛国的」「排外的」・・・と、
うつるんでしょう・・・?

むしろ、貴方の良く引き合いないだされる中国、韓国、いや米国等の愛国教育が既に時代錯誤的
で遅れていると考えた方が好いと思いますよ。「作る会」の教科書が一部で採択され、国家主義
的な教育観が浸透してきて、過去の戦争について沖縄の集団自決についての責任の所在が曖昧等
、過っての日本帝国主義にとっては否定的記述には余り触れないなど多くのバイアスが掛かって
きたなかで育った今の若い世代(俗にいうネット世代もそうである)の人たちが、韓国、中国に
行って、初めて学校教育では「知らされていなかったことが在った」ということが分かり、現代史
について再度学習しなおしてみようという契機に繋がったと言うのはよくある話です。


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