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エスペラントの思想と国家権力
1026
:
KamelioJapana
:2009/03/04(水) 08:41:54
所謂、32年テーゼについては直接読んだかどうか記憶が定かではありませんが、講座派と労農派の
間で当時の日本資本主義を如何位置づけるかについての論争に関しては私の学生時代に詳しく勉強した
経験があります。
当時の私は、少なからずの社会党支持者がそうであったように、どちらかと言うと山川均、荒畑寒村、
宇野弘蔵氏らの広い意味での労農派に組していました。日本の条件にあった独自の社会主義理論を
追求しようとしていた方たちですが、私が興味を抱いた頃には宇野先生を除いては既に他界して
おりました。現在では、当時には未だ出てきていなかった新事実を踏まえ、新たな分析作業が既に
研究者の間では開始されているものと思いますが、詳しいことはわかりません。
ただ、問題なのは、様々な主義による主張が史実に基づく歴史の探求とは別の次元の問題である、
と言うことです。
「自由主義史観」の影響を受けた人が実際にどれだけ多くの歴史的事実に関する文献を読んだの
でしょうか。ハッキリ申し上げて、その影響力が多かった割には、史実の裏付けに乏しいものが
多いのです。
「自由主義史観」の旗振り訳が問題にしてるものの多くは、「新たな事実」を他所から引っ張って
来なくても、敗戦直前に当時の軍政府当局が隠滅仕切れなかった数多くの資料自体からも殆ど決着
が付いているものが殆どなのです。
「新しい教科書」の採択運動の中心的な担い手の多くが公式、非公式に公言しているようにその
真の意図は戦後の「自虐史観」からの脱却と言うことで、歴史的に真実かどうかよりも愛国意識の
形成がその主眼となっている事です。そのことを明瞭にせず、あたかも「新事実」がこれまでの
定説を決定的に翻すかの如く科学的衣を纏って主張するところが欺瞞的であり不誠実極まりない
態度なのです。
時間が来ました。(続く)
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