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エスペラントの思想と国家権力

1019KamelioJapana:2009/03/01(日) 09:59:40
>これらは、民間人に対する米国の蛮行です・・・戦時国際法に違反しています・・・
この件に関しては、米国は責任があり、謝罪すべきです・・・

全くその通りです。

>日本は、この件に関しては、反省する必要はありません・・・

此処がエスペロさんと私との決定的な違いです。

先ず、保守層の一部、そして殆どの右翼勢力は「国家と国民を同一」視する。

私が、マルクス主義者ではなかったが、マルクスの文献を多く読んだがゆえの収穫の一部と言える
ものの一つが国家の本質を考える上での重要なヒントとなるものでした。
現在では、何もマルクスを引き合いに出さなくても殆ど常識的なこととなっていますが。。。

戻りますが、日本国家としては、当時の無謀な戦争を引き起こし遂行した指導者を許したことに対して
責任がありまし、反省も必要です。
そして、二度と「A級戦犯」の様な指導者を生み出さない為にも真の民主主義制度を維持し守り抜か
なければ歴史から学んだことにはなりません。

それから、ドイツと日本の違いの一つは、ドイツではナチスが選挙で政権に着く前までのワイマール
体制化では民主主義が機能していたと言うことですね。
その点、戦前の日本の場合は満州事変やノモハン事変(実は事変などと言うものではなく実質的には
戦争と云える)に関しても国民の意思が軍部の意向に逆らうことは事実上出来なくなっていたと
いうことですね。
此処から、「指導者有罪」、「一般国民は殆ど無罪」でむしろ犠牲者だという見解も出てくる。
此処が戦後処理を曖昧にした(日本の占領を受けたアジアの国に対しては、今尚、している)ネックとも
なっている訳です。しかし、今の日本に生存している私達個人には責任は無いとしても、国家を主要な
政治単位とする国際社会(法的)では、当然その連続性において責任が問われるわけです(多くの方が、
このことに関しては無邪気でおられる)。
(続く)


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