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エスペラント改造論
251
:
松戸彩苑
:2008/03/29(土) 12:16:52
『エスペラント日本語辞典』の dividi の副見出しのところに labor-divido という合成語が載
っていまして「分業、作業分担、ワークシェアリング」という訳がついています。
一見しますとこれで良いように思われるかもしれませんが、しかし考えてみますと「分業」と
「ワークシェアリング」というのはまったく異なるものなんですね。
分業というのは「能率を上げるために、一人一人の仕事の内容を特化する」ということです。
一方、ワークシェアリングは「一人あたりの労働時間と賃金を少しずつ減らして、雇用の機
会を増やす」ことなんですね。
英語では「分業」は division of labo(u)r、「ワークシェアリング」は work-sharing、フランス語
では「分業」は division du travail、「ワークシェアリング」は travail partag@、そしてドイツ語
では「分業」は Arbeitsteilung、「ワークシェアリング」は Arbeitsaufteilung または Arbeits-
umverteilung と言うようです。
つまり、英・仏・独語(そして日本語)においては「分業」と「ワークシェアリング」を異なる表
現で表わしているんですね。
こういったことを考えますと、やはりエスペラントにおいてもこれらを区別しておいてほうが
良いと思います。
しかし今のところ、私にも適当な案はありません。
ふだん「エスペラントの造語力」を力説されている方が良いアイディアを出してくださることを
期待しております。
(なお、NPIVには labor-divido は収録されていません)
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