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エスペラント改造論

199松戸彩苑:2007/12/07(金) 02:54:52
KamelioJapana さんの >>181 の書き込みのなかに

> E-isto 個々人のEの運用能力を如何に高めるか、そのためには、どのような効果的学
> 習が考えられるのかと言った問題のほうが肝心なのです。

とあります。

私ももちろん「効率の良い学習方法」があれば良いなとは思うのですが、しかし Kamelio-
Japana さんには、そういったものの具体的なアイディアはあるのでしょうか?
あるのであれば、この掲示板のなかに「エスペラントの学習法」というスレがありますので、
ここに書き込んでいただけないでしょうかね?

私もそのスレに、そういったものを書き込んでみようと思っております。
もっとも私の考える学習法というのは、一人で勉強する方法であり、また desubismo 的な
ものとなります。
というのも、私はこれまで一度も講習会を受けたことが無いので、講師が生徒を指導する
方法というのがまったく判らないからであり、また私は desuprismo 的なやりかたでエスペ
ラントが普及するとは、とても思えないからです。


>>188
> それから、松戸様はEに対する思い入れが相当強いのか、Eに何か完全性、と言うか完
> 成性を求めすぎているのではないでしょうか。

「エスペラントをEUの公用語にしよう」と考えておられる方にこのようなことを言われるとは
思ってもみませんでした。

私が指摘しているのは、現在のエスペラントでは「鈍行列車」を表わす表現でさえも辞書に
よってマチマチで、ほんとにスンナリと通じるのか疑わしい、といったことです(>>107-109
を参照)。
こんなものは文明社会で使われている民族語であれば必ずキチンと表現できてるはずで
あって、べつに「完全性」とか「完成性」などといった次元の話ではありません。

「鈍行」と「急行」との区別は、それこそ世界中でなされており、現代の文明社会に住んで
いるふつうの人なら誰でも知ってるわけですね。
またエスペラント界では、エスペラントを使って海外旅行をする人が多いわけですが、そう
いう場合にも「鈍行列車」という表現が必要になるはずなのです。
それから、翻訳・通訳をする場合にも、あるいはエスペラントで小説や記事などを書く場合
にも、必要になることがあると思います。
さらにいえば、ザメンホフが生きていた時代にも、当時の鉄道網の規模から想像しますと、
すでに「鈍行」と「急行」の区別くらいはあったんじゃないかと思われます。

そういうものであるのに、なぜかエスペラントでは今でもシッカリとは決まってないようなの
です。
これは明らかにおかしいし、また困ったことなのではないでしょうか。

私が思うに、どうもこれは「エスペラントでは、必要な表現が無いということが判ったら、た
だちに既存の語根を組み合わせて、それで必要な表現を作り出すことができるんだ」とい
うザメンホフの語った「神話」の影響なのではないでしょうか。
しかし、私は「そうそううまく行くものではない」と主張し、この神話を批判してきました。
それに調べてみますと、ザメンホフというのは、ふつうのエスペランティストが想像している
以上に、新語根を気安く導入する人でもあったわけです(Waringhien が書いた本に書いて
あります)。

> Radio Polonja 等でEを長年使用している人たちのEでの流暢なやり取りをお聞きになった
> ことが無いのでしょうか。

もちろん私も、エスペラントを流暢に話す人と会ったことがありますよ。
だいたい欧米には denaska esperantisto だっているくらいですからね。

しかし、そういったことと、先に述べた「日常生活に関する語彙・表現が不足・混乱している」
ということとは、まったく別の話です。
流暢に話すことができる人がいるんだから「鈍行列車」という表現がアイマイでも構わない、
という事にはならないと思います。


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