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エスペラント改造論
173
:
松戸彩苑
:2007/11/10(土) 16:15:23
エスペラントで「引き分け」を何と言うのかが知りたくて『日本語エスペラント辞典』を見たと
ころ
ひきわけ【引き分け】 〔試合〕 matĉo sen rezulto. 試合は3対3の〜に終った La matĉo
finiĝis senrezulte, 3 kontraŭ 3.
と書いてありました。
次に Benson の英エスで draw を見てみると
(tie in game, contest, etc.), egalvenko;
tie を見てみると
(in game, contest, etc.), egalgajno, egalvenko;
となってるんですね。
ということで、まったく違ったことが書いてあったんですね。
---
で、日・英以外の言語で「引き分け」を何というのかが知りたかったので、日本語版 Wiki-
pedia の「引き分け」の記事を見たんですが、エスペラントの記事にもリンクが貼ってあっ
たので、当然押してみたわけです。
すると、remiso という(私にとっては)見慣れない語が見出し語になってたんですね。
この記事によりますと、フランス語の remis というチェス用語が語源なんだそうです。
そこで私は、NPIVと旧版のPIV(& Suplemento)を調べてみたのですが、remiso などと
いう語根は収録されていませんでした。
『エスペラント日本語辞典』も調べてみたのですが、remiso は載っていません。
『Neologisma glosaro』を見ますと remisa が載っており、また『Nepivaj vortoj』を見ますと
remia = remisa というのが載っています。
---
「引き分け」のことをドイツ語では Unentschieden、Gleichstand、Remis と言うそうなので
Krause の独エスを見てみますと、unentschieden の項には sendecida という訳語があり、
das Spiel endete 〜 1:1(試合は1対1の引き分けに終わった)という例文に対しては
La maĉo finiĝis [kun la] sendecida [rezulto] unu per unu
というエス文が付けられています。
また Remis の項には remio と書いてあって、Gleichstand は見出し語がありませんでした。
---
フランス語では「引き分け」のことを match nul、partie nulle、résultat nul などと言うそうで
すので、これらを Le Puil と Danvy の仏エスで調べてみましたが、nul の項に partie nulle
が載っており vana partio という訳語が与えられていました。
エスペラントの partio には「試合」「勝負」という意味もあるんだそうですが、またまた新しい
表現法が出てきたわけですね。
なお、match nul と résultat nul は載っていませんでした。
---
イタリア語では pareggio と言うそうですが、Carlo Minnaja の伊エスを見てみますと egal-
stato, vana partio という訳語があげてあり、le due squadre hanno fatto un pareggio(そ
の2つのチームは引き分けた)という例文に
la du teamoj konkludis la partion egalstate
という訳が与えられています。
また pareggio の動詞形である pareggiare の項には egali en matĉo、fari vanan partion
という表現があります。
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