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あいさつ、雑談、スレを立てるほどでもない話題
566
:
ベダウリンデ
:2008/10/08(水) 09:35:25
この掲示板は「エスペランチストのみならず一般の方々の閲覧・参加も前提」で「タブー無し」という誠にありがたい環境です。
つまりここでは、非エスペランチストの視点で、正直な感想を書いても許される、と解釈しています。
なぜエスペラントは一般人の支持を得られないのか、そして、日常語の整備でも今なお全く進展を見せないのか、
その理由は、私は、「言語」と「思想」という本来全く無関係のものを、
エスペラントは無理に結合させようとしてるから、だと思ってます。
町田健氏の「言語学が好きになる本」には、言語はあらゆる思想を表現できる、という旨のこと(本の現物手元に無し)
が書いてあり、私はそれに感動したんです。
「未開人」扱いされる人々の母語でも世界の全ての事象を表現できる可能性を持つ。
「わびさび」とか民族特有の感情でも、言葉を駆使して説明すれば、なんとなくでも分かってもらえるだろう。
そういった部分を読んで私が思ったのは、
言語学って、人間を民族・人種で差別しない崇高な精神性を持った科学なんだな、ということです。
逆にエスペラントでは、「言語」と「思想」を結びつけて当然としている。
言語学から見たら何の根拠もないから、言語学者が支持しないのは当たり前。
日本共産党や当時の社会党に、JEIが質問状を送ってエスペラントへの支持をおねだりしたけど、
やんわり断られた、というのは、この掲示板でも松戸さんが紹介して下さいましたが、
政党の考えとしては当然だと思う。
つまりエスペラントという「言語」と、彼らの政治「思想」が、確実に結びつくという保証は全くないのです。
一部のエスペランチストは、共産党や社会党の主張と一致する行動をとってはいる。
でも、全てのエスペランチストが必ずそうだ、という科学的根拠は丸で無い。(現に実際そうでない)
彼らは日本の議会政治という現実的分野で行動しているのです。
何がいるか分からない、そんな怪しい団体に下手に関わったら政党の評価を危うくする、
そのくらいのシビアさはあると思う。
言語学者にも政党にも当然のことながら支持されない言語を、一般人が支持するでしょうか?
また、「思想」に結びつかないものを無理やり「思想」に結びつけるためには、
活動家だけを選別して育成する、とか、異分子の排除を至上命令とする、とか、
まるで害虫駆除のように、果てしのない作業に追われることになる。
(本来、思想関係ないから何でも入ってきちゃうのは当然)
そっちばかっり忙しかったら、日常語の整備なんて後手後手でしょう。
私は、エスペラントが「言語」と「思想」を一緒くたにした時点で、
言語としてのエスペラントは終わったんだと思う。
エスペラントが言語として生き返るためには、
「思想」を払しょくして「単なる趣味」として人々に認知されて初めて、その可能性が出てくると思う。
また、そうであってほしいな、と個人的にも思ってます。
(暇つぶしに遊びに来てごめーん)
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