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あいさつ、雑談、スレを立てるほどでもない話題

155エスペロ:2006/12/16(土) 23:00:50
樂々さま、しばらくです・・・
私は、ある本を読んでいます:『右翼と左翼』(浅羽通明 幻冬舎新書)です。
 
以下のことに思い当たりました・・・

帝国主義、軍国主義、ファシズムなど、強大な敵が厳しく抑圧してくる時代ならば、
それらに抵抗して闘っている人々(左翼)は、かっこよく充実していることでしょう。
しかし、闘いが前進し敵が倒され、「自由」や「平等」が次第に手に入っていくに
従い、緊張は緩み、また希薄になっていきます。

この段階になれば、目的を達成した左翼は消えていくべきはずなのに、組織や運動体は
そう簡単にはなくなりません。彼らは、自らの存在意義の存続のために、
現在ある「自由」や「平等」はまやかしであり、闘うべき敵や克服すべき不幸が
この世に満ちていると強弁しつづけなければいけないのです。
このために、彼ら左翼は、「弱者」「被抑圧者」「被差別者」を常に捜し求めなければ
いけないのです・・・あるいは、それらを造りださなければいけないのです・・・

これが、わが国左翼の置かれている「哀しい現実」だと思います・・・


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