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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!2
94
:
ファンタ
◆jz1amSfyfg
:2010/08/30(月) 15:05:27 ID:ADk4VZI2
さあ、どう答える?
「う……俺達の事はどうだっていいだろ!」
「そうだよ! 今は、それより大事な話してるんだよ!」
くっ、強引に話を逸らしやがった。だが、一度話を逸らした程度で俺が追求を止めると思ったら、大間違いだ。
「あのな……ん?」
俺が反論しようとした時、服の袖を軽く引っ張られる感覚がした。その方を見ると、引っ張っていたのは、あかねちゃんだった。
「お願い……お姉ちゃんの選んだ服、来てください。お姉ちゃん、一生懸命考えたのに……それなのに、それ、な、のに……」
やばい、あかねちゃんが涙目になりかけている。このまま泣いたら、俺が泣かせた事になるのか?
とにかく、泣かれるのはまずい、精神的に。直接的とまではいかないだろうけど、間接的ぐらいには泣かせた事にはなりそうだし、そうなると後味が悪い。
それに、偵察メンバーの今日の集合場所はここだ。俺は着替えがあるから少し早く来たけど、そろそろ残りの二人も来る頃かもしれない。
その時、俺と俺の服の袖を掴みながら泣いている少女を見たら、どう思われるか。
多分、俺が泣かせたと思われるだろう。
そんな誤解されたら、すごく気まずい。ましてや、これから偵察に行くというのに。
「うっ……うう……」
色々考えている間に、あかねちゃんの限界は近づいている。
背に腹は変えられない、か……仕方ない。
「わかったって! 着るよ、着るから泣かないで!」
なかば、やけくそ気味に言うと、あかねちゃんは蚊の鳴くような声で「本当?」と聞いてきた。
「うん、本当だから。だから泣かないで、ね?」
俺がそう言うと、今にも目から零れそうな程の涙を堪えながら、小さく頷いた。
俺は先輩からセーラー服を受け取り、空き部屋で着替えてる間中、一つの事を考えていた。
こんな事になるんなら無理にでも、坂本先輩達と一緒に学校で野球の練習をしていた方がよかった、と。
なんとか着替えを進めていき、上下共に着替え、先輩のいる部屋に戻る。
「先輩、着替えましたけど……」
「あら、似合ってますね。サイズもピッタリで……っと、忘れるところでした」
先輩は呟き、近くのソファに置いてあった黒いロン毛のカツラを俺に被せた。
これって、この前先輩の家に泊まった時に処分しといてくださいって置いていった、あのカツラだ。
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