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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!2

82ファンタ ◆jz1amSfyfg:2010/07/16(金) 15:37:26 ID:6.IVxbCU
試すって……何を?
それを聞く前に、監督はどこかに電話をかけた。

「俺だ。ああ……ああ、そうだ、嫌とは言わさんぞ。お前は俺に五万程貸しがあったはずだ。断ると言うのなら、今日、それも今から返してもらいに行くだけだ。なに? 今月はピンチだから勘弁してほしい? そんな事、俺が知るか。……そうだ、最初からそう言えばいいんだよ。じゃあ今月末の日曜日でいいな? ……ああ、じゃあな」

そう言い、監督は携帯電話をポケットにしまう。

「決まったぞ」
「決まったって……何が?」
「何がって、練習試合だよ、花坂高校との」

監督は当たり前の事のように言ってのけた。
だが、俺達にとっては予想外すぎる事だ。
急に試合が決まった事もそうだが、相手が花坂高校と言うのも全くの予想外だ。
花坂高校は、今年の夏に泉原高校の野球部……つまり、俺達が在籍している野球部と甲子園行きを巡って決勝戦で激闘を繰り広げた関係である。ちなみに花坂高校は甲子園出場の常連校。つまり、ここの地区では最強クラスの高校である。

「証明してみろよ、今のチームで勝つ自信あるんだろ?」

なるほど、わざわざ強いチームを当ててまで自分の言った事は正しいと判らせる気か。
上等だ。

「例え、相手が花坂だろうがどこだろうが、やってやるよ」
「良い返事だ」

監督は楽しそうな笑顔を見せると「試合は今月末の日曜だ、励めよ」と言い残し、屋上から去っていった。

「麻生、部活に行くぞ」

俺は、急展開すぎる状況についていけてない麻生に声をかけ、部活に行くように促す。
花坂高校に勝つため。いまや、一秒たりとも時間を無駄にできない。
俺は麻生の腕を掴み、部室へと駆け出した。





【目指せ、甲子園−12 おわり】


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