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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!2

8ファンタ ◆jz1amSfyfg:2010/02/16(火) 06:17:35 ID:ONeV1xYQ
さらにその後、少し遅れてやってきたまどかちゃんに再入部する事を伝えた。
今まで入らないと言い続けてきて、いきなり手のひら返したかのように入部するって言ったから怒声を飛ばされるかもしれない、と覚悟していたが、意外にも跳んできたのは涙目のまどかちゃんだった。

「ちょっ、まどかちゃん!?」
「よかった〜……みちるが入ってくれて本当によかった〜」

まどかちゃんは私を抱きしめながら、泣き出す寸前みたいな声を出していた。

「とりあえず、これで9人揃ったな!」
「ああ、間に合ったな」
「……大会に出られる」

青山君達も喜んでいるようだ……あの笑顔を見ると、本当に入ってよかったって思うよ。

「ところで、だ。なんで急に野球部に入ろうって思ったんだ?」

まどかちゃんが指でやや乱暴に涙を拭いながら、不思議そうな口調で聞いてきた。

「私が勧誘した時は頑固に断ったのに」
「それは青山君のおかげだよ」

私の言葉に皆が一斉に青山君の方を向く。

「青山が、か?」
「うん、青山君が『俺達を、野球部を信じてくれ!』って言ってくれたんだよ」
「そうか。青山、お前には礼を言わないとな」
「れ、礼とかいいですよ、俺はただ自分の考えを言っただけですし」

まどかちゃんが珍しく他人を褒めたせいか、青山君は少し照れている。

「でも、青山君が私に覆い被さってきた時はちょっとビックリしたかな」

その瞬間、部室内の空気が固まった。
あれ? なに、この空気?
そんなに変な事、言った?

「み、み、みちる、その後はどうなったんだ?」

まどかちゃんが何故か小刻みに震えながら訊いてきた。
確かその後は、私が青山君を女の子だって見破ったんだっけ……今の状況で言えるハズがない!

「そ、それは言えないよ。秘密だもん」
「っ!」

まどかちゃんがショックを受けたような顔になり……そのまま、青山君の方にゆっくりと振り向いた。

「青山ぁ……貴様、みちるにどんな不埒な事をしたのだ」
「不埒!? そんな事してませんよ!」
「そうか、あくまでシラを切る、か……なら、力づくで聞き出すまでだ」
「あ、あの、先輩……その金属バットでいったい何をするつもりなんです?」
「言っただろう……力づくで聞き出すと!」

次の瞬間、青山君は脚をフル稼動し部室から逃げ出した。


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