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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!2

78ファンタ ◆jz1amSfyfg:2010/07/16(金) 15:32:09 ID:6.IVxbCU
突然の衝撃宣言から一夜明けた、翌日の放課後。俺と麻生の二人は職員室の前にいた。
昨日の話について気になる所があり、監督に問いただしたい事があって、同じく気になったという麻生と共に、放課後に職員室にへと向かった。
麻生と顔を見合わせ、どちらからともなく頷くと、職員室のドアをノックし、中に入る。先頭は俺だ。

「失礼します」

中に入ると、職員室独特の雰囲気を感じ取れる。が、今はそんな事に構っている暇はないのだ。
辺りを見渡すと、椅子に座っている監督を見つけた。

「監督」

近寄り声をかけると、監督は書類に走らせていたペンを止め、こっちを振り向く。

「青山と麻生か。何か用か?」

二人とも同じ用事なので、俺が代表して話す。

「実は昨日の話についてなんですが……」
「その話はもう決着がついただろ。我が校は出場辞退だ」

それだけを言い、もう話す事は無いと言わんばかりに机の方へと向き直った。
だが監督に話す気は無くても、俺達にはある。

「監督、その件についてなんですけど気になる事があるんです」
「なんだ?」
「なんで監督は嘘をついたのかと思いまして」

書類の枚数を数えていた監督の手の動きが、一瞬止まった。
もちろん、その反応を見逃すような事はしない。
監督が何か言おうとしたが、それよりも速く、俺が口を開く

「昨日、監督は言いましたよね。近々開催される大会に参加する予定するだった部も、野球部と同じく出場停止にするって」

監督は無言。俺はそれを肯定の意を示すものだと受け取り、話を続ける。

「だけど、おかしいんですよ。俺のクラスに、野球部以外の『近々大会に参加する予定のある部』に所属している奴が三人程いるんですが、全員が大会出場停止の事は聞いていないって言うんですよ」

監督は、何も言わず、書類を数える手も止めず、ただ黙っている。

「それで、その三人はそれぞれの部の顧問の先生に出場停止になるのか聞きに行ったけど、全然そんな事はなく、逆に『何故、出場停止になるのか?』と聞かれたそうです」

監督は数え終わった書類を手放すと、ペンを手に取り書類に何かを書き込みはじめた。
その清々しいまでのシカトっぷりに俺は少々不安になる。だがもうここまで話したら止まらない。


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