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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!2

67ファンタ ◆jz1amSfyfg:2010/05/31(月) 19:12:41 ID:/9.UHC3I
「その……服のサイズ、大丈夫でしょうか?」

……そこは考えてなかった。
ちなみに今、先輩との身長差は目測だが10cmくらい。
女体化すると、大抵の場合体格が縮むらしい。
俺は女体化してもあんまり体格が変わらなかったが、先輩はどうなんだろう。

「あの、先輩の男の時の身長ってどのくらいでした?」
「えっとですね、一年の身体測定の時が……」

先輩の言った数値を聞いて、俺は絶望感に包まれた。
今の俺と15cmも違う。
俺が先輩の服を着たら、間違いなくダボダボになってしまうね。
その状態で家に帰ろうとしたら間違いなく人目を集めるし、家に帰ってからもなんやかんやとうるさく言われるだろう。
しかし、まだだ。先輩がダメでもまだ弟さんの服がある!

「えっと……弟さんの服は」
「弟はどっちとも小学生ですよ?」

ダメでした。
同年代の奴らと比べて、体格の小さい俺でもさすがに小学生の服は辛い。
どうしよう、望みが断たれた。
俺がこの後どうしようか迷っていると、玄関の方から扉が開く音がし「ただいまー!」という元気の良い声が三重に重なって俺の耳に届いた。

「あ、弟達と妹が帰ってきたようです」

先輩のその言葉と同時に居間のふすまが勢いよく開かれ、活発そうな男の子が二人、少しおとなしそうな女の子が一人入ってきた。

「あ、姉ちゃん。ただいま!」
「ただいま、姉ちゃん!」
「お姉ちゃん、ただいま」

三人ともバラバラのタイミングで先輩にただいまの挨拶をした後、俺に気づいたようで弟さん達は俺の方を指さして「この姉ちゃん誰?」と先輩に聞き、妹さんは俺の方をジッと見ている。

「三人とも、おかえり。この人は私と同じ野球部の人よ」
「じゃあ、なんでメイドさんの服を着てるの?」

先輩が答えると、妹さんが首を傾げながら、さらに尋ねてきた。

「えっと、これはね……」

先輩は妹さんくらいの歳の子でも判りやすいように苦労しつつも説明をした。
苦労かけてすいません、先輩。

「という訳よ。わかった?」

三人とも、頷いて肯定の意味を示した。

「じゃ、三人とも早くうがいと手洗いしてきなさい」
「「「うん!」」」

三人は元気よく返事すると、台所の方へと向かっていった。

「すいません、騒がしくて……」
「いえいえ、元気が良くていいじゃないですか」

頭を下げかけた先輩を、手を上げて止める。


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