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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!2
54
:
ファンタ
◆jz1amSfyfg
:2010/04/23(金) 18:11:54 ID:Lg5vGo6g
「えっ?」
素でそんな声が喉から漏れた。
訳がわからなかった。
だって、青山君がボールカゴを持っているのだから。
なんで今、青山君がボールカゴを持っているのだろうか。
もう練習時間は終わったのだ。
「筋肉痛なんだろ? 今日は俺達が片付けておくから、休んでていいよ」
色々と思考を巡らせていたわたしは、その一言で頭の中が真っ白になった。
……否、一つの疑問が残った。
「なんで、筋肉痛の事……いつから……」
「なんでって、昼休みに聞いたから」
青山君が指さした方向には、両手を顔の前で合わせ、ひたすら頭を下げる望ちゃんがいた。
「昨日、戻ってこなかったから何かあったのかと思って、市村さんと一番仲の良い望に聞いてみたんだけど……」
青山君は、一度言葉を切り、横目で望ちゃんの方を見る。
「コイツがそもそもの原因だったとはな」
望ちゃんは何か反論するつもりだったのか、口を開きかけたが結局何も言わずに閉口した。
「ま、そんな訳で今日のところは俺達に片付けさせてくれよ、な?」
「でも……」
わたしの都合で迷惑をかけさせる訳にはいかないと思い、断って自分で運ぼうとしたが
「でもも何もないっ……女の子なんだから体は大事にしとけ」
青山君はそう言うと、返事を待たずにボールカゴを持ち上げ、体育系部活共用の練習用具室へと歩きだした。
それに続いて、他の部員達も次々に練習用具を持ち、歩きだした。
その様子を、ただ茫然と眺めながら、青山君の言った言葉を脳内で反芻した。
「昼休みに聞いたのかぁ……」
同時に謎が解けた。
わたしが準備運動してた頃、ランニングを終えたみんなが何か話してたけど、わたしの筋肉痛の事だろう。
だから、今日の手伝いはたいして体を使わない、軽いものばかりだったんだ。
ああ、結局みんなに気遣わされちゃったか、マネージャーなのに……わたし、まだまだだなぁ。
マネージャーとしてこんな事、もう二度と無いようにしよう。
わたしは、心から決意した。
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