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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!2

47ファンタ ◆jz1amSfyfg:2010/04/23(金) 18:05:06 ID:Lg5vGo6g
【目指せ、甲子園−11】





「はぁ……」

今日のわたしは自分でも自覚できるほど、元気がなかった。
原因は昨日の逃走劇のせいだ。
あの後、なんとか望ちゃんから逃げおおせたが、長時間の全力疾走のツケとして、今朝から体を動かすと節々が痛む。いわゆる、筋肉痛だ。
さすがに放課後になると、痛みも大分和らいで普通に動ける程度にはなった。
ただ、あくまで『普通に動ける程度』であって、体を使う事をするとしばらく痛みが振り返す。
そう、例えば今みたく、練習用の道具を準備している時とか。

「い、痛い……両腕とか両足にズキズキくる……!」

痛みを堪えて、練習用の道具を全て運び終える。
それとほぼ同時、グラウンドに着替え終わった部員達が集まる。
今日は特に用事のある人はいなかったようで全員が集まった。
全員で円陣を組んで、坂本先輩からの二、三言、その後柔軟体操、ランニング、そして個人練習に移る。
この間、わたしは柔軟体操のお手伝いくらいしかやる事がない。
何らかの使命感にかられていた昨日のわたしなら物足りない気分になっただろうけど、筋肉痛が辛い今のわたしには有り難かった。
みんながランニングしている間に体を休めていたら、振り返した痛みが幾分か収まった。
個人練習に入ると、練習のお手伝いするために呼ばれるので、その前に痛みが収まったのは幸運だった。
いくら筋肉痛が辛かろうとマネージャーとしての仕事はキッチリとこなさないと。

「まだ少し痛いけど、これなら大丈夫だよね……うん、大丈夫」

自問自答し、痛みが振り返さない程度に軽く準備運動をする。

「……ん?」

準備運動をしながら、みんなの様子を見ていたが、なんか妙だ。
円陣を組んでいるかのように、全員が一カ所に集まって……何かを話している、のかな?
みんなから少し離れたところにいるわたしまでには声は届いていない。
しかも、ここからじゃ誰が話しているのかもわからない。
わたしの準備運動が終わった頃、話の方も終わったのか、全員一度頷いてからそれぞれが個人練習に移っていった。
一体何の話だったんだろう。
ま、大切な話なら後でわたしにも誰か話してくれるよね。

「おーい、誰か手伝ってー!」

お、早速お呼びがかかった。

「はーい! 今、行きます!」

さて、今日もマネージャーとして頑張るぞ!


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