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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!2

210こっぺぱん:2011/07/09(土) 01:16:02 ID:384xU/e2
ここでの肉体変化ルールは、あくまでも私の中での設定です(・ω・)

−−−迷う指先の辿る軌跡−−− ⅩⅩⅢ :新しい性別5:

 夏休みが始まって一週間経った。今日はミノリの家にケイコとサナエが来る予定だ。
「やほ〜宿題写しに来たよ〜!」
 サナエが元気よく堂々と宿題やらねぇ宣言してから入ってきた。
「はい、ジュース買ってきたよ」
 ケイコがスーパーの袋をミノリに渡す。
「ありがと。とりあえず私の部屋行ってて」
 ケイコは何度も来ているが、サナエはミノリの家に来るのは初めてだった。
「へぇ〜……なんか、男っぽくも女っぽくもない部屋ね」
 サナエの感想はそうだった。
 キチンと片付けられた整然とした部屋には、ポスターが貼られていることもなく、ぬいぐるみが置いてあることもなく、なんだかこざっぱりしすぎているように感じた。
「元からこんな感じだったけどね」
「ミノリってあんまり男らしくもないし女らしくもないから、納得といえば納得かな〜」
 ミノリがミノルだった頃も、特段男らしい面はなく、どちらかといえばおとなしい方だった。
 そして女性化した後も、決して女らしくもないが男っぽいわけでもなかった。
 彼女が今現在も、両方の性別の友達に恵まれている由縁はそのあたりにありそうだった。
「おまたせ〜」
 ミノリが飲み物を持って部屋に入ってきた。
「さて、それじゃまずは」
「宿題写す!」
「………嫌だと言ったら?」
「ふふふ……キミの弱点が首だということは発覚しているのだよ」
「ケイコ、彼女のピンチだよ、助けて」
「う〜ん、この場合あたしはサナエと一緒にミノリを喘がせてもいいんだけどねぇ」
「げ、外道が二人もいる……!」


 というわけで宿題写しは恙なく成功し、三人は今日集まった本題に入った。
 ちなみに夏期講習に行ってないのは、彼女らの学校が中高一貫で、ミノリもケイコも割と成績優秀な方だからである。
「あのあとちょいと調べてみたのよ」
 サナエがカバンからファイルを取り出すと、テーブルの上にネット上のページを印刷したものを並べた。
「以前ミノリに言ったと思うけど、あたしの先輩が女性化して女性と付き合ってたってのを知ったときに、いろいろ、調べてみたのよ」
 サナエは並べた紙の中から一枚を指さした。
「ちらっと見かけたことがあるだけでうろ覚えだったからこないだ思い出そうと必死だったんだけど、ページ辿っていったらこんな情報を見かけてね」
 それは誰かのブログの様だった。
 そのページに書かれていたことはこうだ。

『僕が新生半陰陽になった原因、いや、要因を考えてみる。原因と書くとなんだか印象が悪い。僕は新生半陰陽のこの体を気に入っているのだから』
『先生は教えてくれなかったけど、おそらく女性化との関わりも深いだろう。というか、女性化の別パターンと捉える方が正しいかもしれない』
『女性化が、遺伝子に組み込まれた作用だとするなら、女性との性的交わりで女性化を防ぐというのは、その行為によって【体が変化する遺伝子】に変化が起こるから、と考えられる』
『つまり、あらかじめ【女性化する遺伝子】と【女性化する遺伝子を変化させる遺伝子】が男性には備わっているのだ』
『それが、女性との交わりという行為によって、選択されるのだろう。それが何故かは、今は置いておくことにする』
 そう読み進めていった先、サナエが青いペンでマーキングしてある箇所をミノリとケイコが読んだとき、二人は驚きを隠せなかった。


『新生半陰陽の要因は、【女性化】と【女性化しない】という選択がされる前に、男性と交わることだと考えられる』


 −続く−


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