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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!2

20青色1号 ◆YVw4z7Sf2Y:2010/03/16(火) 02:28:58 ID:???

 ―――なんて世の中の現実なんて、結局はそんなもの。

 いくら飴や餅を吊されていたって、そんな甘ったるいコトなんか転がってるワケがない。
 ……ふふっ、そういう意味では、このシステムはいい社会勉強を教えてるのかもね?

「―――お疲れ様でした」

 私服姿の警察官が、ホテルから出てきた私に平坦なトーンで話し掛けてくる。
 一応、私担当のボディガードらしいんだけど、そう思うなら部屋の前で待機していて欲しい。
 ……なんか色々な人権問題でムリらしいけど。

「はいっ、お疲れ様でした。今日はこれで最後ですし、帰っちゃっていいですよ?」
「いえ、そういうワケには……」
「お堅いなぁ、そんなんじゃモテませんよ?」
「結構です」
「……空気、読んでくれませんか?」

 あの手この手を駆使して、私のボディガード役の警察官は、漸く深々と頭を下げてその場から立ち去ってくれた。
 まったく、面倒な人が担当になっちゃったもんだなぁ。

 ………。

 あの人は、こんなことをずっと繰り返した生活をしていた。
 今、私はあの人同じ立ち位置に居るはずなのに、あの人はもう居ない。
 ……ただ、私の下半身に残る嫌な違和感だけがあの人と、私をつなぎ止める共通点。

 ……それを受け入れられない私が悔しくて、もどかしくて。

「………っ」

 ……泣くもんか。涙なら、とっくに涸れた。涸れ果てたんだ。
 私は独りで生きていくんだ。
 そして一人でも多く、救う。この理不尽な病気から。あの人が、そうしたように。
 それが私の選んだ道なんだから。

「……さぁて、明日も頑張るぞーっ! おーっ!!」

 私は、夜空に向かって明日への意志を振り上げる。

 ……その"明日"が、私のターニングポイントなるなんて……その時の私は知る由もなかった。


  〜青色通知回顧録〜


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