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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!2

195ファンタ ◆jz1amSfyfg:2011/05/16(月) 17:33:47 ID:fbX9gnHw
それから三十分が経過し、部室に全員が集まった。

「さて、それでは今日のオーダーを発表する」

坂本先輩が皆を見渡せる位置に立つ。手にはメモ用紙を持っていた。

「今回のオーダーについてだが、守備位置は元からいた部員は本職のポジションを、新入組は練習の成果を考慮した上で私が独断でポジションを決めた。打順については長打力より巧打力を重視し、上手い者から一番から順に入れている。その事を頭に入れた上でオーダーを聞いてくれ」

全員が頷く。
それを見て、坂本先輩はメモ用紙に視線を移した。

「では、発表する。

1番 ショート 坂本
2番 キャッチャー 青山
3番 セカンド 山岡
4番 ライト 川村
5番 ピッチャー 山吹
6番 センター 麻生
7番 レフト 明石
8番 サード 安川
9番 ファースト 成田

これが今回のオーダーだ」

俺を含めた数名が戸惑いや驚きの表情を浮かべた。しかし、文句や不満を言う者はいなかった。

「今回のオーダーについて、異議や意見のある者はいるか?」

全員、揃って閉口。
異議・意見無しと見た先輩は時計に目をやる。

「では、このオーダーで決定だ。この後は、試合の時間までグラウンドでストレッチとランニングを行う」

坂本先輩が部室を後にし、他の部員もそれに続く。

「いよいよか……」

誰もいなくなった部室で、一人呟く。
高校に入って初めてのスタメンでの試合。
正直な話、かなり緊張しているけど精一杯頑張らないと。

「おーい、翔太。何してんだ?」

なかなか部室を出ない俺に不思議に思ったのか、陽助が部室の中を覗き込んできた。

「なんでもねぇよ」
「ほら、早くグラウンド行こうぜ」
「ああ、今行く」

俺は、緊張で早まる心臓の鼓動を感じつつ、グラウンドへと向かった。





【目指せ、甲子園−18 おわり】


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