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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!2

174ファンタ ◆jz1amSfyfg:2010/12/31(金) 16:07:50 ID:ttwadXpA
この後、守備練習の方にもいったのだが、飛び抜けてすごい選手はいなかった。上手いことは上手いんだけど。
ここら辺の予想外な感じは、走塁練習時と通じるものを感じる。
とにかく、次で最後だ。
最後に投球練習を見に行った。
投球練習の見学場所には、龍一とみちる先輩がいた。
よしよし、二人ともちゃんと練習の見学しているようだ。
意外な事に、龍一はあまり注目を浴びていなかった。遠めだからか、それとも練習に集中しているからか。
なんにせよ、いい事だ。
さて、俺達も練習を見学しよう。
とはいえ、ここにも大きな期待は寄せてはいない。
夏、向こうのエースは三年生だった。
超高校級の選手で、その人が一人でほぼ全ての試合を投げ抜いていた。
その反面、他の投手はほとんど登板していなかった。
さらにいうと、花坂高校はここ数年の間、人材は不作らしい。特に投手が酷いらしい。
って事なので、投手もある程度のレベルだろう。
坂本先輩を軸にすれば、投手攻略は決して難しい事ではない。
とはいえ、投手のレベル自体は花坂高校の方が、数も質も数段上なので気を抜かずに『見学』する。

しばらく『見学』し、めぼしい選手を見終えた頃、フェンスの向こう側から声をかけられた。

「あら、翔子さんじゃありませんの」

この特徴的な口調は、俺の知る限り一人しかいない。
声のした方を向くと、俺と同年代ぐらいの、セミロングの茶髪が妙に印象的な少女がそこにいた。

「やっぱり、春風さんだ」

予想通りだった。

「今はこっちの見学に来てますのね」
「はい、捕手ですから。ここが一番のメインのつもりです」

俺がそう言うと、春風さんは満足げな笑顔を見せた。

「ゆっくり見学していってほしいですの。私もこれから練習再開しますし……」
「はい、じっくりと勉強していきますっ!」

春風さんは頷くと、ブルペンに入り、横一列に並んでいるピッチャーの列に加わった。
春風さんはピッチャーか。
キャッチャーの方も列に加わり、しゃがんで捕球体勢に入る。それを確認した春風さんは、ゆっくりと振りかぶって−−


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