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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!2

154こっぺぱん:2010/11/27(土) 00:33:31 ID:G8KOKJWQ
ちょと別の世界のお話として、短編をうpしていきます。
そんなに長くするつもりはないので、終わりまではこれを続けて書かせてもらいます〜
けっこう重くて暗いお話です。でもこの世界でないと書けない話なので(・ω・)

−−−失意の先、希望の終わり 「1」


 少年は、ずっと女の子になりたかった。
 自分は何故女の子に生まれてこなかったのだろうか、とずっと思っていた。

 女の子の着ている服が羨ましかった。
 女の子の持っているものが羨ましかった。
 女の子の仕草が羨ましかった。
 女の子の髪の長さが羨ましかった。
 女の子の小さくて柔らかい体が羨ましかった。

 だがこの世界には、彼にとってまだ救いがあった。
 15歳〜16歳まで、つまり17歳の誕生日まで女性と交わることがなければ、体が女性になるという奇跡が。
 メカニズムは未だ諸説入り乱れており判然としないのだが、ほぼ例外なく規定の歳まで女性との交わりのなかった男は女性となっている。
 小学生の頃そのことを知った少年は、ずっとずっとその日を待っていた。

 仕草が女っぽくて気持ち悪いと言われても、のばした髪をからかわれても、密かにもらったり買ったりした女性ものの服を着て、化粧をして、いつかこの体が女になるんだと夢を見て過ごした。

 中学時代、女性化した先輩達に憧れ、いろいろと話を聞いたりもした。
 相変わらずバカにされたり、気持ち悪いといわれたり、ただ自分が自分らしくするだけで疎まれもしたが、彼はずっと、毎日毎日いつか自分が女性化するときのことを考えて耐えていた。



 だが、彼の夢は、心ない者の手で潰されてしまった。


 −続く−


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