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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!2
152
:
こっぺぱん
:2010/11/26(金) 00:13:05 ID:3iosuKQc
−−−迷う指先の辿る軌跡−−− ⅩⅧ
そんなわけで水泳の日がきた。ちなみに山瀬はちょっとあれからパニクっちゃっていろいろ大変だったらしく、水泳は見学ということになった。さすがに女体化してすぐ水着はきついだろうと。
まぁ、私ですらまだきついからね。
「そういえば、どこで着替えるの?」
「プール脇に更衣室があるんだよ」
「へぇ……男子は教室で履き替えて上にシャツだけ着て行くから知らなかった」
一応先生も気を遣ってくれて、見学でもいいと言ってくれたのだけど、さすがに水泳の授業全部見学するわけにもいかないし、最初やらないと嫌になっちゃいそうだからがんばるのだ。
というわけで更衣室へ行く。いわゆる銭湯の脱衣所みたいな感じだった。ただ、窓が小さくて照明が少ないから暗い。あと狭い。
「えと……ここでみんな着替えるの?」
「そうだよ?」
「……恥ずかしいんだけど」
「またまた〜女同士じゃな〜い」
ためらっていたらすでに下着姿まで脱衣が進んでいるサナエにどんどん服を脱がされてしまった。
「ほらほら、早く着替えなさ〜い」
「うぅ〜……」
渋々脱がされた服を棚に入れ、棚の方を向いてブラジャーを外す。そのとき皆の目がキラーンと光った、らしい。私は見えてないから。
「ちょっと見せて!」
「男の子が女の子になるとどんな胸になるの!?」
急にクラスの女の子達が群がってきて私の胸を凝視する。もちろん手で隠したけど。
「えぇ!? みんなと変わらないよぅ! ちっちゃいから見る価値ないよぅ!」
ついつい口調まで女の子っぽくなってしまう。う〜ん、成長したなぁ私。などと悠長なことを考えている場合ではない。
「いいじゃない、あたしのも見せるから!」
とみんなが口々に言う。それはちょっと見てみたいけどこっちが見られるのは……
すると、後ろからケイコが私を抱きしめてきた。
「はいは〜い、みんなそれくらいにしてあげて。ミノリはシャイなのよ。それに、ミノリの体はあたしのものなの」
ニヤッとしながらケイコがそう言った。それも十分恥ずかしいんだが。
「えぇ〜! ケイコの独り占めずるい〜!」
「だってあたしらはカップルだもん。彼女が困ってたら助けるのが彼女の役目でしょ」
「いや、それは彼氏の役目かと……」
という私の言葉は誰も聞いていないようだ。
「けち〜!」
「修学旅行の温泉で見れるじゃない。それまではあたしに独占させてよ」
「しょうがないなぁ。でもケイコはもう見たのよね?」
「そりゃまぁ、全身くまなく……」
それを聞いて赤面する私を見た女子達が急に息を荒くし始めた。おいおいこのクラスやばいんじゃないか。みんなレズっ気ありすぎだろ。
というわけでようやく水着に着替え、プールサイドに出る。今日は日差しが強いので早く水に入りたいなぁ……
などと思っていたらぞろぞろと男子が入ってきた。思わず硬直する。
「堂々としてなって。下手に恥ずかしがると男子は喜ぶだけよ」
サナエがそう呟いてくれたので、かなりのがんばりを必要とはしたけどとりあえず堂々とすることにした。まぁ、ぶっちゃけ注目浴びるほど胸が大きいわけでもないし……と考えると少し悔しい。
と思ったのだが、男子はどうやら女としての魅力云々よりも、クラスで初の女性化した元男子の体が気になるようで、すごい視線を感じる。
「う〜ん、見事に話題の的になってるね」
「すごく帰りたい」
こういうときの女子の団結力は見事で、なるべく男子の目につかないようにとみんなが壁になってくれた。
「おい男子、あんまり藤井をじろじろ見るな。他の女子に失礼だぞ」
体育の先生がそう言って男子をたしなめる。いや、まぁ、私を見るなって言うのはいいんだけど、その理由がちょっとおかしくないですか。
そんな感じで授業はつつがなく進み、水に入ってしまえば視線も気にならなくなって、私はスク水の洗礼をどうにかこなしたのだった。
クラスで初とか学年で初とか、過酷。
−続く−
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