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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!2
136
:
名無しさん
:2010/11/07(日) 01:04:50 ID:k4D2V7GI
短いですがいよいよです( ゚д゚)
−−−迷う指先の辿る軌跡−−− ⅩⅡ
「そんなとこいないでこっちきなよ〜」
波乱の風呂を終えてようやく寝ることになったのだが、ケイコはなんか、一緒のベッドで寝る気満々みたい。
「………警戒してんだよ」
結局あの後洗いっこすることになり、オレは恥ずかしくて触れないのにケイコにはさんざんあちこち触られるし、一緒に浴槽に入ったら首筋舐められるし耳舐められるし。
なんでケイコはこんなにいろいろできるんだろうか、女の子とそういうことしたことあるんじゃないか?
「なによー、好きな子の体触りたくなるのは普通でしょ、ミノリはあたしの体触りたくないの?」
「そういうわけじゃないけど……ケイコはなんでそんなに普通に触れるの?」
「う〜ん、女の体に慣れてるからってのはあるかなぁ。それに……」
ケイコがベッドから降りてきて部屋の入り口にいたオレの手を取り、ベッドまで連れて行く。
「ミノリは女の子の体そのものに慣れてないしね、その点では慣れてる私の方がリードするのは当然でしょ?」
オレをベッドに座らせ、横から抱きしめてくる。シャンプーの匂いがする。
「初めてなのはお互い様だし、女同士なんだからどっちがリードしてもいいわけじゃん。ミノリが元々は男の子だったからーなんて気負うのはナシね」
ケイコはケイコなりに、オレのことを考えてこういう風にしてくれてたのか。
でも、オレが女性化した原因が自分にあるっていう気負いがあるんじゃなかろうか。
「……ケイコこそ、自分のせいでオレ……私が女になったって気負ってない?」
「全然ないとは言い切れないねぇ。でもミノリとこういうことしたいのも事実だし、それにね、平然としてるわけじゃないんだよ」
ケイコがオレの頭を自分の胸のところで抱きしめる。鼓動が早い……
「ケイコも緊張してるの?」
「そりゃしてるさ! 自慢じゃないがあたしは処女だ!」
胸張って言うな恥ずかしい。そういえば、オレも処女っていうのか、今は。
「えーと、で、オ……私はベッドのどっち側に寝ればいいの?」
「どっち側でもいいけど、その前に……」
あぁ、やっぱり、と思いつつオレの小ぶりな胸を触り始めるケイコ。やめろ気持ちいい。
「ちょっと! おやめ!」
「なんでよー」
ふくれるケイコ。
「電気消せ! 恥ずかしい!」
と、オレが言うとケイコは嬉しそうににんまりして電気を消した。こいつ、オレが恥ずかしがると喜ぶらしい。S気質だったのか。
で、オレが恥ずかしくてなかなか服を脱がないでいると、ケイコの方が先に服を脱いでくれた。
触れるとまだほのかにお風呂上がりの暖かさがあり、柔らかくてすごく良い匂いがして、胸が熱くなる気がした。
「あのさ、ミノリ……こんな状況で聞くのもあれなんだけどさ……」
「ん?」
ちなみにこんな状況ってのは、毛布の中で裸で抱き合ってる状態な。
「その……あのね、ミノリの初めての相手、あたしでいいの?」
「はぁ?」
オレは思わず笑ってしまった。
「何を今更。泊まりにまできてて嫌だって言う方がどうかしてるでしょ」
「そ、そっか、そうよね」
「オレ……じゃない、私ももう女なんだし、ケイコと同じように考えればいいんじゃない?」
「が、がんばってみる」
「どちらかといえば気張らないようにがんばってよ」
オレは苦笑いしてそう言った。
以前は、オレが今のケイコみたいに悩む側だったんだよなぁ。そう思うとなんだか不思議だ。
「ねぇミノリ……」
「ん?」
毛布の中で二人で横になり、足を絡め合って、オレの首の下にケイコは腕を通し、オレを抱きしめながらケイコが言った。
「あたしのこと好き?」
少し不安がるような、呟くような声だった。愛しい人が、オレからの好意を言葉にして欲しいと求める。
「好きだよ、大好き」
オレは想いをそのまま口にし、その口で柔らかい、唇を重ねるだけのキスをした。
−続く−
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