[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!2
104
:
ファンタ
◆jz1amSfyfg
:2010/09/28(火) 15:09:29 ID:YZYDeeig
【みちる視点】
私は、川村君と一緒にグラウンドの方に向かった。
途中ですれ違う生徒と思わしき人達が、みんな目線を合わせようとせず、何気なく距離を空けていた。そんなに川村君の格好怖いかな?
「…………」
川村君は何にも言わない。
もともと寡黙だから、心中が図り知れない。
「着きましたね」
目的の、野球部の練習場に辿り着いた。とはいえ、いきなりフェンス近くまで行き、食い入るように見つめるなどというような真似はしない。
目立たないように、花坂高の戦力を探らないと。ちなみに、打撃陣の私達は花坂の投手陣を探る。
通行人のふりをして、花坂の投手陣が練習している場所を探す。
「……先輩、あそこじゃないすか……?」
川村君が、視線のみで場所を示す。
私も視線を動かし、示した場所を見る。
そこには、雨風や日光をしのぐ屋根だけで構成された簡素なブルペンがあった。とはいえ、ブルペンがビニールハウスな我が高に比べれば、大分マシだろうけど。
とりあえず、さりげなく偵察する。
幸運な事に、野球部の部員達は私達の存在に気づかない程、練習に熱中していた。
さて、ここの投手陣の実力はどんなものか。
練習中の投手達に視線を走らせる。
「ふむ……」
強豪校だけあって、いい投手が揃っている。が、これで甲子園常連と言われると疑問符が浮かんでしまう。
私は、今年の夏の地区大会の決勝戦、つまり我が校と花坂高校の戦いをテレビで見ていたが、当時の花坂のピッチャーは三年のエースが登板していた。彼は投手として素晴らしい実力を持っていて、敵側の立場で見ていた私ですら凄いピッチャーだったと思った。
が、今の花坂には私にそんな思いを抱かせるピッチャーが一人もいなかった。
いくら三年が抜けたからって……これじゃあ、春に甲子園に行けるか怪しいところだ。
とはいえ、こっちは甲子園どころか一勝できるかどうかすら危うい。きっちりと戦力を調べないと。
そんな時、一人の少女がブルペンに入ってきた。
歳は、見た目で言えば15歳くらい。周りの部員と同じユニフォームを着ているから、あの子も部員のようだ。
セミロングの暗い茶髪を揺らしながら、キャッチャーミットではなくグローブを左手にはめる。どうやら投手のようだ。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板