したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!

98371:2006/11/22(水) 00:05:02 ID:N4psaHUM
おれにとっての命みたいなもんだ。
「オヤッサンが持ってけって言ったから持ってきたんだけど、いるか?」
「いるに決まってんだろ!」
「だったら、弾けるな」
まだニヤニヤ笑っている。
ケースをベッドの上で開くと狐色のボディが目に飛び込んでくる。
おれのSGだ。
おれの誕生日プレゼントと入学祝い5年分だ。
つまり成人したら誕生日プレゼントなんてないからオヤジからもらえる最後のプレゼント、ってことだ。
「前みたいには無理だろうけど、それでもいいんだよ」
ネックは今のおれの手には少し太い。
「ガキの頃から弾いてたんだろ? ちっとやそっとじゃ弾けなくなるわけねーよ」
ああそうだ。
Fも押さえられない頃から弾いていたんだ。
おれはずっとギターと一緒に育ってきたんだ。
「俺たちにはおまえがいるんだよ」
入り口から声がして、見ると二人の人影。
マジでくそったれだ。
「おまえらズルくねーかこれ」
なんか泣きそうだ。
わけわかんねーけど泣きそうだ。
相変わらず崇文はニヤニヤ笑ってるし、あとの二人、つまりはうちの残りのバンドメンバーも楽しそうだった。
「なんつーの? これっていわゆる紅一点だし、いっそのことライブでコスプレさすか」





END?




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板