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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!
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翌日、昼。
結局、昨日は電話しなかった。何度か電話はしようと思ったが、その度に昨日の屋上での出来事とまどかちゃんの悲しげな顔が頭をちらつき、電話に伸ばす手を止めた。
そして、私は今も電話の前で自らの手を彷徨わせている。
明後日になったら、まどかちゃんとは嫌でも顔を合わせる事になるのだから、電話する事ぐらい……と、頭ではそう思っているのに体が反応しない。
そして、伸ばした手はまた引っ込められる。
「駄目だぁ、勇気が出ないや……」
そう呟き、姿勢を崩し仰向けに寝転がる。
寝転がった際にシャツがめくれてお腹が露になった。普段なら即座に直すのだが、今は「だらしない」と注意する家族もいないし、暑くてだるいから、直さずにただぼんやりと天井を眺めている。
このままお昼寝しちゃおうかな、とも考えたが、あまり眠くないし今日の厳しい残暑ではそれも難しいかもしれない。
結局、やる事は無くなり、暇を持て余す事になる。
「暇だなぁ……」
せめて、泊まりがけで遊びに行った弟達か妹の誰か一人でも返ってきてくれれば、暇潰し出来るんだけど。
でも、今日も遊んで帰ってくるらしいから早くても夕方までは帰ってこないだろう。
「やる事ないかなぁ」
そう口にしてから、何か時間を潰せるような事はないか思考を巡らせる。
部屋の掃除は……普段から綺麗にするように心がけているので、する必要がない。
勉強は……テスト前でもないし、休日の昼間からやる必要はない。
どこかに外出するのは……最近は物騒なので、出来るだけ家の中を空にするような状況は避けたい。
神社の方の掃除は午前中に済ませたし、買い物は昨日の帰りに済ませたし、お昼ご飯はすでに食べた……本当にやる事無いや。
なんの気なしに視線を天井から外し横を向くと、今時珍しいダイヤル式の黒い電話が視界に入る。
……結局はコレになるのか。
だけど、どうしても気が乗らず顔を逆の方に向けて、電話から目を背ける。
時計の秒針が動く音だけが耳に届く静寂な一時──それを破るチャイムの音が居間に響いた。
「誰だろう?」
今日は誰とも約束はしてなかったし、何らかの勧誘という訳でもないだろう。あの何百段もある石段を上ってくる物好きなどいない。
そう思いながら玄関のドアを開いた先にいたのは、まどかちゃんだった。
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