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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!
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【目指せ、甲子園─7】
「…………」
夜も11時を過ぎ、日付けも変わろうとしている。いや、もう変わっているかもしれない。
そんな中、俺は湯船に浸かり今日の出来事を思い出していた。
今日は本当に色んな事があった。
坂本先輩に話を聞いて、スカウトに立ち会って、ランニング中にみちる先輩と会って、説得して、そして……女だとバレた。
「くっ……!」
俺は、自分自身の不注意さに苛立ち、力任せに浴室の壁を殴りつけた。
低く鈍い音が浴室に響くが、結局は自分の手に痛みが走るだけだった。
「どうするよ、俺……」
痺れを伴う痛みを右の手に感じながら、ポツリと呟いた自らへの問い。その答えを導きだす事は出来なかった。
あの後、俺の頭の中は真っ白になった。
みちる先輩が、俺に向けてさらに何かを言っているが、何を言ってるか聞こえないし、認識も出来ない。
そんな数秒間の後、真っ白な頭の中に一つの単語が浮かんだ。
『逃げよう』
そして、俺はその行為を何の躊躇いも無く実行に移した。
……冷静になった今だからこそ、その行動の愚かさがわかる。
あの場での逃げは、最悪に近い。
何の対処も説明もせず、こっちの不利になる情報だけを残して、その場を去った。
せめて、口止めだけでもしておけばよかった。
しかし、これでみちる先輩の入部は絶望的だ。みちる先輩の入部は、俺を女子ではなく男子としてカウントする事が大前提だ。その大前提が崩れた今、みちる先輩には期待しない方がいいだろう。
「ああ、本当にどうしよう……」
大会までに9人揃わなかった時の為に保険は用意しているが、それはあくまで緊急時の手段だ。戦力的には、ブランクがあろうとも経験者の方がいい。
しかし、最早それは絶望的だ。と、なると……
「次の手を考えないと……」
暑さでのぼせそうになりながらも、湯船の中で思考を巡らせた。
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