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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!
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―――平日昼間の高速道路なんて初めて乗ったけど、なんともまぁスムーズに流れること。
小さい頃に、形ばっかりの家族サービスで海水浴に行った時なんかはちっとも流れもしなかったくせに。
……こういう時だけは目的地に着くのが早いなんて。時間って不公平だよ。
最近普及率を伸ばしているらしいETCを積んだ先生の愛車は、サービスエリアでのトイレ休憩を差し引いても、平坦な口調でアナウンスされたカーナビの予定時刻よりも20分以上早く着いてしまった。
立体駐車場からエレベーターで下りて、ただひたすらに長いアスファルトの道を真っ直ぐに歩けば……もう、そこはゴール地点―――ううん、スタート地点って言った方が正しいかな。
兎に角、旅人が慌ただしく行き交う拠点に辿り着く。
「………」
なんだか、不思議な気分だった。
慌ただしい人の流れ。
目的地も、飛び立つ目的も、人種さえも違う人達が、こんなにも同じ場所に集まっていることに違和感を覚えたからかもしれない。
こんなにも沢山の人達が居る筈のざわめいた空間で、私は独りぼっちになったような気さえする。
「……どうしたんだい? 気分が悪いか?」
「体調は、平気です。ただ―――」
「ただ?」
「………私、やっぱり寂しかったんだなぁって、今更実感しちゃって。っ、えへへ……おかしいですよねっ」
今度は笑うしかなかった。自分で自分を嘲笑うだけしか出来なくて、涙も出なくて。
人間、"ここぞ"って時には笑うか泣くしか出来ないって何か聞いたけど、どうやら、それはあながち間違いでもないらしい。
「僕は人の傷や病を癒やす術を学んだ。
けれどキミの気持ちを完全に理解することは出来ないよ。僕は坂城さんじゃないし、坂城さんは僕じゃない。
だから僕はキミを笑わないし、励ましもしない」
「……ぷっ、あはははっ!」
何だか、失礼だとわかっていても、何だか微妙にズレてる論点を真面目に話している先生に笑ってしまう。
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