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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!
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〜青色通知15.0(最後のるいの場合)〜
一人暮らし用の安物の家具を黙々と運んでいく引っ越し業者のお兄さん達を後目に、私はがらんどうになった部屋に立ち尽くしていた。
―――今日で、この部屋ともお別れか。
いくら階段の傾斜が急でも、日の当たりが良くなくても、私が暮らしていた場所だ。
ちょっとくらいセンチメンタルな気分になったっていいでしょ?
例え、思い出の多くが遠回りだったとしても、それが私の歩んできた道なら尚更。
さようなら、通知受取人だった私。
さようなら、大好きだったあなた。
……なんてね。
「―――すみません、一応全部運び終えました」
ちょっとだけ詩的な感傷に浸っていた私を現実に引き戻す引っ越し業者の声。
……少しは空気を読んで欲しい。っていうのは無理な注文なのかなぁ?
「あ、じゃあ出発しちゃって下さい」
「はいっ、失礼しますっ」
帽子を脱ぎながら深々と頭を下げた後に、屈強そうなお兄さん達は小走りにマンションから去っていく。
「……ふぅ」
がらんどうの部屋に取り残された私は思わず溜め息を吐きながら、イヤホンで耳を塞ぐ。ランダム再生で流れてきたのはお気に入りのピアノバラードだった。
「お疲れ様でした、私」
何となく感慨が深くなって、私は思わず呟いていた。
……だって、間違った道を歩んできた私に労いの言葉を掛けてくれる人なんて居ないし。
だから、自分で自分に言葉の飴玉をあげるくらい許してほしいな。うん。
携帯の時計に目をやると、そろそろ11時を回る頃だった。……今頃、二人は学校かな?
完全に――とは言えないけど、蟠りが溶けだした初紀ちゃんと陸なら……きっと仲良く出来る。
……奥手な二人のことだから、なんか見ていて微笑ましいカップルになりそうだね。
手を繋ぐだけで顔面から湯気とか出てそう。特に陸はそっち方面に弱そうだし。
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