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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!
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「―――ここからは、私がお話しさせていただきますね」
そう委員長が言うと、二人は姿勢を正して彼女に向き直る。
……坂城 るいの一件があるからか、はたまた彼女が委員会の長だからか、二人は僕と話をしていた時よりも折り目正しい態度で臨んでいる、……少々複雑な気分だ。
「―――キミ達は………今の異性化疾患の対策について、どう考えていますか?」
彼女の質問に、一瞬で顔を曇らせる少年少女。
今、この場に居る人全員が、とあるポニーテールの女の子の存在を思い浮かべたような、そんな気がした。
―――雑念を振り払うかのように、委員長は再び饒舌に語り出す。
「異性化疾患発病前に配布される性別選択権に関する通知―――いわゆる"青色通知"、性別選択権を行使するときに必要な通知受取人の供給や、その選定基準―――」
小難しく言い表してはいるが、この二人がここ数日の間で何度も触れてきた単語だ。
言いたいことは山ほどあるだろう。
しかし、それを二人は上手く言葉に出来ないように見受けられた。
「―――正直な話、当事者から見たら国の対応は結構穴だらけだと、私は思うんです」
彼女が例に挙げた事以外で言えば―――個人情報、通知を受け取った子への心情の配慮、公序良俗、通知受取人に対する強すぎる拘束力、といったところか。
今、僕の頭に思い浮かんだものを適当に挙げただけてもこれだけの問題点がある。
「じゃあっ! なんで……、どうしてこんな……こんなルール、作ったんですか……っ?」
理不尽を身を以て知ったであろう異性化疾患の被害者が涙声で訴える。
此処から先は僕の専門分野だな。
「―――それが国の利益に繋がると、お偉方が考えたからだ。
"国民の男女比の均衡が崩れれば、日本が抱える問題点の一つである少子高齢化に拍車をかける要因となる。"
―――とな」
……国民に対しての説明は、その正当性を強く主張したものだが、年寄りの中には男尊女卑の古臭い精神で主張している輩も少なくないが、そこは省くとしよう。
……そんな話をこの子達に聞かせるだけ酷というものだ。
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