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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!

910ファンタ ◆jz1amSfyfg:2009/10/14(水) 03:12:14 ID:CVbmgMUw
俺がそう反論するも、先輩はうつむいたままだった。

「貴方の言っている事はわかりますけど……」
「言っている事はわかる、けど信じられませんか?」
「……すいません」

当然だろうな。言うだけなら誰にでも何でも言える。それに、会ったばかりの俺の言葉に信頼性など持てる訳もないだろうし。
でも、今の俺に出来る事は信じてもらうように説得する事だけだ。

「先輩。信じてもらえない事は理解しています、だけどもう一度だけ俺達を、野球部を信じてください」

先輩はゆっくり顔を上げて俺の目を見た後、困ったように視線を宙に漂わせた。

「お願いします、先輩」
「……少し考える時間をください」

この答えは……少しは希望が見えてきた、かな。

「いい返事を待っています」

俺はこの話を終える事の意味合いも込めて、深く頭を下げた。

「さて、じゃあ俺はそろそろ帰ります。結構時間経っただろうし」

時計に視線を寄越すと、時計の短針は9時の方向を指していた。

「あっ、はい」

俺は帰るために立ち上がろうとして……向かい会うように座っていた先輩の方に倒れこんだ。
「あ、あ、あ、あのっ!?」

先輩が、どもりと焦りの入った困惑の声をあげている。

「あ、あ、あ、あのこれは……」

俺も、どもりと焦りの入った声を喉から絞り出す。

「その、正座してたせいで足が痺れてまして、決して他意がある訳では」

本当の事なんだけど白々しい言い訳のように聞こえる。なぜなら、傍から見たら俺が先輩を襲っているようにしか見えない。俺が先輩に覆い被さっているような体勢も、襲っているようなシチュエーション作りに一役買っている。

「わかりました、わかりましたからとりあえず私の上から退いてください!」
「下半身が痺れて動かせないんですよ!」
「それなら手を使ったり転がったりすればいいじゃないですか!」
「あ、そうか!」

焦りすぎて気がつかなかった。

「あれ?」
「どうしました、先輩?」
「……いえ、なんでもありません」

この反応が気になるが、とりあえず移動しよう。




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