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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!
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俺は少なからず動揺した。
だって、またもや俺の心を読んだかのような台詞を口にしたのだ。
一度ならまぐれ当たりという事もあるだろうが、二度めともなると本当に読んだのかと思って、ちょっと怖くなってくる。
……いや、そんな訳ないよな。冷静に考えて、心を読めるとかそんなのはありえない。たぶん偶然に偶然が重なったとか、そういう類のものだろう。
…………うん。よし、落ち着いた。
さて、落ち着いた所で本題に戻ろう。
先輩は、俺に「本当に聞きたい事はそんな事じゃないだろう」と言ってきた。
この発言の意図が偶然か必然かはともかく、なかなか野球部の話を切り出す事の出来なかった俺にとっては、まさに渡りに船だった。ついでに落ち着いた事で変に度胸が据わった状態になっている。
話を切り出すには今しかない!
「先輩は……どうして野球部に入れるのを拒んでいるんですか?」
この台詞を口にした瞬間、ちょっとした解放感と安堵感の混じった感覚を味わった。さっきまで言いたいけど言い出せなかったから妙にプレッシャーのようなものを感じていたから、それが済んだ事からの感情だろう。
しかし、ここで気を緩める訳にもいかない。むしろ、ここからが本番なんだ。
長く味わっていたい、心地よい感覚を無理矢理引っ剥がし、ついでに座り方もあぐらから正座に変えて、気を引き締める。
「何故入部を拒んでいるかって……そんなの簡単ですよ」
先輩は感情を無理に押し殺した声色で言葉を紡ぐ。
「飽きたからですよ、野球には」
「嘘ですね」
即答した俺を映す先輩の瞳が揺らいだように見えた。
その状態を一言で現すとしたら恐らく『動揺』というのが近いだろう。
「どうしてそう思うんです?」
だが、先輩がそんな状態に陥ったのも束の間。次に言葉を発した時には声、表情、態度、どれにもどこにも動揺のカケラすらなかった。
「白々しいんですよ」
「え……」
「だから、白々しいんですよ。嘘をついている人間からしか感じ取れないような白々しさが、先輩のさっきの台詞から感じたんですよ」
「……っ」
先輩の表情には、完璧に隠れたはずの動揺が現れていた。しかも、さっきのようにすぐには消えそうもなく、先輩の顔にはその表情のみが張りついたままになっている。
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