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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!
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「………はじめ、まして」
私はとっさに嘘を嘘で返して、口を噤む。……というか、頭がグチャグチャで言葉が出てこない。
……落ち着け、落ち着け、私!
意外過ぎる展開の先制パンチを食らってパニクってる場合なんかじゃないっ!
「さて、と」
ハルさんは、ソファに腰掛けた途端に何を思ったのか……私との間にまたがるテーブルの下に手を伸ばした。その仕草に何故かとドキっとしてしまう。
「……よいしょっ」
目当てのモノを見つけたのか、前かがみになっていたハルさんが姿勢を戻す。
その右手には、黒っぽい携帯電話くらいの大きさの精密機器が握られていた。
……盗聴器か。
「……まったく。こーいうコトはやめてね―――って、あんなに言ったのになぁ……」
「―――え……っ?」
ハルさんは、溜め息混じりにその盗聴器らしい黒い機器のカバーを外して、そこから単三か単四の電池を数本抜き取ってみせた。
ゴロゴロとテーブルに転がるオキシライドの乾電池達をしばらく見つめてから……私はハッと我に返る。
「な、なにしてるんですかっ!?」
「"委員会"は通知受取人のプライバシー保護も管轄だから、ね。
それが喩えIDを抹消された違反者であっても例外は無し。
―――そうだったよね? るいちゃん」
そこで初めて私を名前で呼んで、可愛らしくウインクしてみせるハルさんは……私の知っているハルさんだった。
―――でも、ダメだ、信用しちゃいけない。
「……そんなコトで、上手く誤魔化したつもりですか?」
緩みそうになった気と表情を凍らせて、私は彼女を睨みつけた。返ってくるのは、相変わらずの柔らかい表情。
「んーん。るいちゃんが用心深いコトは知ってるよ。
鍵の閉め忘れとか、よく注意されたもんね」
「……そうやって、昔の思い出を引き合いに出しても、喋るコトはありません。委員会にも、神代先生にも、………貴女にも」
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