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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!
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「はい、もしもし。……はい、そうです。
え、いや、その……はい、申し訳ありません……」
多分、電話口で私の尋問が上手くいってないことを詰られているんだろう。
少し可哀想な気もするけど、私には関係の無い。
それ以上は興味すら湧かなくて、聞き耳を立てる気も失せてしまう。
……なんか、ずっと黙って床とにらめっこしてたら、垂れ下がってきた髪が鬱陶しくなってきた。
……どうしよう。
陸の救急車騒ぎのこともあって手ぶらで出てきちゃったから、髪留めのゴムはみんな部屋に置いてきちゃったし……何か代わりになるのってあったかな……?
半ば諦め気味にスカートのポケットを弄る。
――――あ。
手のひらに長細い紐の感触。
それは普段の私がいつもしていた、"あの人"の最後の痕跡。
"ハルさん"から貰った青いリボン。
この際、仕方ない、かな。
口にリボンをくわえ、下ろしてた髪に手を掛ける。
そういえば、今日はシャワーも浴びてないから……髪がちょっとベタついてて気持ち悪いや。……こうやって髪を結うのも、ほんの数年前まで、ちっとも慣れなかった行為なのになぁ。
……よし、いつものポニテの出来上がりっと。
「―――え、あっ、……はい。了解しました。失礼します」
どうやら、向こうさんの通話も丁度良く終わりを迎えたらしい。
テーブルを挟んで向かい側から低い咳払いが一つ聞こえてくる。
視線をそちらに向けると、口惜しそうな顔をした尋問員の姿がそこにあった。
「……どうやら、選手交代みたいですね」
にこやかに放った私の嫌味に返事は無く……無言のまま"尋問員その8くらい"は部屋からすごすごと出て行った。
「………ふぅ」
ほんの数十秒のインターバル。
とは言っても、凝り固まった肩を回したり、深呼吸をしたりする程度。
尋問に使われてるような部屋だと、おちおち独り言も漏らせないしね。
盗聴―――というか、この応接間自体がモニタリングされてる可能性は大いにある。
気をつけなきゃ。
油断したら……初紀ちゃんまで罪に問われてしまうのだから。
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