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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!
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「よっ、翔太! 疲れた顔してるな。まだ風邪治ってないのか?」
「……保健室で薬をもらってこい」
高校に着き、自分のクラスで陽助と龍一の2人に会うなり体調を気遣われた。
「いや、風邪はほとんど治ってるよ。薬もいらない」
風邪と言うのは嘘の話なので、別に薬は飲まなくてもいいのだが、2人はやや不満そうな顔をしている。
「だけど、その顔は大丈夫なようには見えないぞ」
「……無理や我慢はするな」
さらに気遣われた。どれだけ疲れた顔をしているんだ、俺は。
「無理なんかしてねえよ。朝にちょっと疲れる事があっただけだ」
そう、朝にほぼ裸の姿をバカ兄貴に見られて、不覚にも女の子みたいな悲鳴をあげてしまった。
しかし、本当に大変なのはこの後だった。
俺の悲鳴を聞いて駆けつけてきた両親は、パンツ一枚の俺と悲鳴に備えて耳を塞いでいた兄貴を交互に見て、父さんは兄貴に強烈な拳骨を食らわせた後説教を始めた。
母さんはしきりに大丈夫か、ケガはないか、と聞いてきた。
俺は「大丈夫」と答え、胸に包帯を巻く。さすがに家にいる時にまで、男でいる理由はないし、女らしくとの条件もあるから外していた。
包帯を巻き終え、制服のズボンに手をかけた時に父さんの説教が耳に入ってきた。
「だいたい、可愛くなったからといって妹を襲うなどと──」
精神衛生上、父さんの説教を意識からシャットアウトした。
まあ、こんな事があって大幅に時間をロスした俺は、大急ぎで洗顔を済ませ、トーストを咥えながら走るという、昔の漫画みたいな体験をして、結果として体力的・精神的に疲労した状態で学校に着いたという訳だ。
もちろん、こんな話は誰にも話せない。
「そうか。でも、それだったら今日も休んでもよかったんじゃないのか? 風邪をぶり返すのも大変だし」
陽助の言葉に龍一が同意の意味を込めて頷く。
「本当にもう大丈夫だって。それに野球部の事も気になるし」
野球部の事は、本当に気になっていた。安川はどうなったのか、他の入部希望者は見つかったのか、など気になる事はたくさんある。
「ああ、野球部か。それなら」
陽助はいったん言葉を切り、ニンマリと笑顔を浮かべた。
「安川を含めて3人が入ったぞ」
「3人!?」
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