したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!

850ファンタ ◆jz1amSfyfg:2009/08/09(日) 16:03:53 ID:sO5YQN.Y
【目指せ、甲子園―3】





朝ご飯を食べ終わった俺は、まずメール。
陽助に、今日休む事と野球部に入る約束をしてくれた奴の事を伝える。

「『1―Dにいる安川って奴だ。昼休みが放課後にでも、俺の代わりに安川に会いにいってくれ』っと……送信!」

陽助に送信した後、部屋に戻り服を着替える。外に出るつもりだが、制服のまま外をうろついたら警察官に補導されそうなので、適当に半袖のTシャツとジーパンを身に付ける。
出かける準備を済ませ、リビングに戻ると母さんだけしかいなかった。時間的に父さんは会社に、兄貴はバイトに行ったのだろう。

「ねえ、母さん」

母さんは俺の声を聞いて振り返り、俺の服装を見て意外そうな表情になる。

「あら、翔太。どこか行くの?」
「うん。それでちょっとお金欲しくて」

今まで部活一直線なのでバイトをしている暇がなく、当然収入は月一のお小遣い(5000円)だけになる。
なので、趣味以外で四桁以上のお金を使う時だけは、あらかじめ母さんからお金をもらう事ができる。

「何に使うの?」
「髪切って、それから包帯買う」
「あら、髪切っちゃうの?」
「そうじゃないと不自然だろ? 特に部員連中とは先週会ったばっかりなんだし」

ちなみに連中と会った特には首がある程度隠れるくらいの長さだった。それが一夜にして腰のあたりまで伸びるんだから、女体化症候群ってのは怖い。

「あと、包帯なんか買って何に使うのよ。ケガしてないんでしょ?」
「胸を潰すんだよ」

包帯は、胸に巻いて大きさを隠すために使う。まあ、そんな事をしなくても大丈夫だと思うくらい小さなサイズなんだが……念には念を入れておく。

「って訳だから、お金ちょうだい」
「はいはい、ちょっと待ってなさい」

母さんはそう言い、自分の財布を開けて一万円を渡してくれた。

「ちゃんと余った分は返しなさいよ!」
「わかってるって! んじゃ、いってきます」

母さんの言葉を聞き流しながら、日差しがキツい外への扉を開いた。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板