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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!

825 ◆Zsc8I5zA3U:2009/08/05(水) 20:47:42 ID:V/0A81qk
「いずれは知られると思ったけど・・まさかこんなに早く知られるなんてね」

「聞かせてくれないか? ・・あなたの過去を」

「・・いいわ、話してあげる。私は西本 こころ、知っての通り数十年前に起きた連続殺人事件の最後の生き残り。そして・・あなたの副担任である西本 心よ」

静かな空気のまま対談は始まる。色々な胸中を孕みながら・・

「あの日は日曜日・・天気も晴れてて姉と遊びながら母はいつものように食事の仕度、父親も仕事が休みで本当に平穏そのものだったわ。
・・そんな時ね、あの女がやってきた」

「・・」

「最初に出たのは父親だった。・・何か口論めいていたようなのは覚えているけど、姉と私はそれが解らずただ遊んでいたわ。
母親はそんな父の様子を見ながら立っていた・・それから数秒も経たなかったわ、父の叫び声が家中に響いた」

心ちゃんの口調は更に重くなり、その1つ1つが俺の心域に響く・・

「そのまま母は血相を変えて姉と私を抱えて・・姉を2階のベッドの下に、そして私をクローゼットの中に身を隠させた。
“決してここから出ないで・・”それが最後に聞いた母の言葉、だってその瞬間に母は私の目の前で悲痛な悲鳴を部屋中に上げながら
女に刺されたの。

あまりの恐怖心に私はもう声を上げる事すらもできなかった・・その後にあの女は移動したわ、わざと私を見逃して居るような
感じでね。クローゼットから必死に気配を殺して女の方に移動したけど・・女はそのまま全てを見透かしているかのように
姉の隠れているベッドの下へと移動して、隠れている姉を引きずり出しながら刃物で手と足を順に刺したわ、次は体中を至る
ところを刺して・・刺して・・刺しまくった。

姉は最後まで声を絞りながら私の名前を言い続けたわ、姉を殺した女は楽しそうな声でこう言ったの。
“お姉さんとかくれんぼしましょう。鬼は私であなたは見つからないように隠れ続けてね”・・って、今考えればあの女にとって
私を一番嬲り殺しにしたかったようね。

私は彼女から逃げるために家中を隠れ回った・・外に逃げようなんて考える余裕もないぐらいにね、そして追い詰められた私は
最初に隠れたクローゼットの中で意識を失って・・気がついた時には病院のベッドだったわ。後は十条君も知っての通りの流れよ」

「それで確かその後は・・」

「ええ、事件の影響で失語症になったわ。そんな時に阿部さんに出会ったの・・
最初は大人なんて信用できなかったけど、あの人はどこか違った。色んな事して遊んでもらったし
面白いお話も聞かせて貰って楽しかったわ」

(・・・)

「そこからは知っての通り・・女体化して大学に出て今に至る。
でもね、女になってこれでお終いってわけじゃないの。高校の時に男の人に騙されて・・捨てられちゃった♪」

やめてくれ・・これ以上話すのは悪戯に自分を追い詰めるだけなのは心ちゃん本人が知っているはずだ。
心ちゃんの過去は俺の想像を遥かに超える壮絶なものでとてもではないが一言では表現出来そうもない。

それに・・これ以上話している心ちゃんの姿がとてもではないが見ているだけで苦しい。




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