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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!
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甲子園での戦いから数日後、夏休み真っ最中に3年生の引退式が行われた。
今年は甲子園まで行けただけにどこかしら満足げな雰囲気が漂っていた。
そして、引退式としてはやや異様な雰囲気を感じながらもプログラムは進んでいき、次期主将が指名される時が来た。
まあ、次期主将は決まっている。それはもちろん唯一の2年生である──
「お前だ、坂本」
指名された坂本先輩は薄く微笑んだ。
「頑張れよ、坂本。そして1年生達も新しいキャプテンをサポートしてやってくれよ」
俺達は大声で返事をした。
そして、さらに数日後、惰眠を貪っている俺の元に坂本先輩から連絡が入った。
『今すぐ部室まで集合!』
起き抜けの俺の耳に坂本先輩の焦ったような声が響いた。
ただならぬ気配を察知した俺は、野球部の部室まで急行した。
部室に着くと、そこには坂本先輩、陽助、龍一、監督、マネージャー、と新野球部メンバーが勢揃いしていた。
全員の視線を浴びた俺は、遅くなった事を謝りつつ部室内に入る。
「大変な事になった」
坂本先輩は全員が揃った事を確認すると、開口一番告げた。
「何が、大変なんですか?」
陽助が先輩に質問する。
「山吹。ここには何人の人間がいる?」
「え、えっと……6人です」
質問を質問で返された事に若干戸惑いを感じたようだが、先輩の質問に大して答えを述べた。
「そう、そして野球とは何人でやるスポーツだ?」
「基本的には9人で……あっ!」
全員が、今日呼び出された理由について納得の表情を浮かべていた。
そう、野球とは9人でやるスポーツだ。しかし、現野球部には6人……選手に至っては4人しかいない。
当然、このままでは試合には出る事は不可能だ。それどころか部として存在を維持できる事すら危うい。(この高校は5人以上の部員+顧問の先生がいる事で部の存在を認められる)
甲子園出場という事態に浮かれて忘れていたとは……なんという不覚。まさに緊急事態だ。
「というわけで、だ。秋の予選大会が始まるまでに部員を募集してきてくれ!」
先輩が切羽詰まった口調で俺達に告げた。
それは新学期が始まる一週間前の出来事だった。
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