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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!
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「……ほらよ。熱いから気を付けろ」
「………うん」
陸が手渡してきたペットボトルのオレンジキャップを外して、火傷しないように何度も飲み口から息を吹きかける。
「ふーっ、ふーっ」
……こくん。
ん、甘くて、おいし。
カフェインのおかげか、少しずつだけど気持ちも落ち着いてきたみたい。
「……ね、ひーちゃん」
「んぅ?」
ホットレモンを口に含みながら陸は私の呼び掛けに応える。
「何で知ってるの? 私がカフェラテ好きだって」
「そりゃ、いっつも飲んでりゃ気付くだろ普通」
………"いつも"? 陸の言葉の意味をゆっくりと反芻する。
………ストーカーだ。
………ストーカーが居るよ、お巡りさん。
「―――"ハルさん"のアパートまで法定速度破っちゃうぞコラ」
どうやら顔に出てたらしい。陸は不服そうな赤面で私を睨み付ける。
今は奇跡的に生きてるけど、これ以上は精神的にも肉体的にも命に拘わりそうなので一応頭は下げておく。
「ご、ごめんごめん! なんていうか、その……ホントに意外で、さ」
「……なにが?」
「私が、その……元男だって知っても、通知受取人だって知っても、接し方を変えないなんて。……そんなの、ひーちゃんが初めてだったから」
その正体を私から明かした相手は決して多くはない。けど、信用して正体を明かした途端に大抵の知り合いは居なくなってたから。
「ダチだからな」
だからこそ、あの屋上での口約束一つで、あっけらかんと私を受け入れてくれる陸が不思議で仕様がなかった。
例え、私のことが好きだとしても。いや、好きだったとしたら尚更。
……いや、違う。これは陸のエゴなんだ。自分が欲求を受け入れるための大義名分が欲しいだけの。
「……そうやって、他の子も口説いてきたの?」
だから、私は身構えるようなイヤミで返す。
すると陸は……ちょっと拗ねたように―――
「こんなんで好きな奴と付き合えンなら俺に"青色通知"なんざ来ねぇっての」
―――と顔を俯かせて自嘲気味に笑うだけだった。
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