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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!
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「………はぁ」
溜め息を一つ。
店内に掛かった時計を見やると、もうそろそろ"彼女"がやって来る時間になっていた。
頼んだホットのカフェオレの粗熱は既に冷めきっていて、ヌルい甘味だけが口に残った。
"ひーちゃん"……前田 陸くん。確かに悪い子じゃなかった。
寧ろいい子だった。
不器用で無愛想で、それでも素直で真っ直ぐで。私が純粋な女の子だったら靡いてしまうかもしれないくらいの男の子。
正直に言うと、女の子としての私は嫌いじゃない……と思う。
でも、男としてのボクはハルさんで頭が一杯で。
まるで、"自分"が二人いるみたいだ。
このまま"私"という女の子の意識に"ボク"が飲み込まれたら、"お仕事"を投げ出して、彼と……ひーちゃんと女の子としての幸せを見つけることが出来るのかもしれない。
でも、それはひーちゃんが私を知らないという前提を基に成り立った事実、知られたら嫌われるのが関の山。
―――ひーちゃんが私が知らないからこそ、許せない部分もある。
勿論、ひーちゃんに落ち度があるわけじゃないけど……。
それに………。
「―――坂城さん」
私と同じ短めのポニーテールを揺らしながら、店員に案内された可愛らしい女の子が私に声を掛ける。
「あっ、"るい"でいいよ、私も"初紀ちゃん"って呼ぶから」
「あれ……名前……」
あ、そっか。前まで"御堂さん"って呼んでたもんね。
「あ、うん、ひーちゃんから聞いた」
「"ひーちゃん"って……陸が……?」
一瞬、初紀ちゃんの顔が明るくなる。けど、それは一瞬で陰りを見せた。
……そりゃ、複雑だよね。
好きな人が自分とは違う異性と、自分の話をしてるなんて。しかも好きな人の名前を親しげに呼ぶくらいに仲が進展しているのなら、なおさら。
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