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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!
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―――ここは、何処だ?
気がつくと乳白色の濃い霧の中で俺は立ち尽くしていた。
前も、後ろも、右も、左も、霧、霧、霧。地面があるのかどうかさえ危ういように思える。
いくら辺りを見回しても誰も居ない。
なんだ、コレ……夢なのか?
『りく』
不意に複数の声に呼び止められた。正確には誰かを呼んでいたのだろう、でも、それは俺の名前じゃない。
確かに俺の名前は"陸"と書くけど、読み方は"ひとし"だ。なのに、その声は俺を呼んでいたように思えて振り返る、と。
……そこには初紀、そして、るいの姿があった。正確に言うならば、短く纏められたポニーテール、そして呼び止めた声で判断したに過ぎない。それもこの妙な白い霧のせいだ。
二人して俺の名前を間違えるなんてあるわけないのだが。
「……何の冗談だよ?」
………え?
言い終えてから気付く。
―――俺の声が、妙に高いことを。
『コレ、無駄になっちゃったね』
哀しそうな笑いを浮かべながら初紀らしき声の主が、封書を差し出した。
―――俺の青色通知。
初紀からそれを受け取ると、そこに印字されていた文字の一部が霧に溶けて隠されていく。
妙な不安感に駆られ。慌てて、その霧を振り払う。その青色通知に浮かび上がった文字を見て……俺は目を見開いた。
"前田 りく様"
……初紀がそうであったように、俺にも"その時"が訪れたという完全なる告知だと言わんばかりに突きつけられる、現実。
「うそ……だろ……なぁ、嘘だって言ってくれよ、なぁっ!!?」
そう主張した声も高い。男が出せる高さの範疇を越えたソプラノの声。
『ねぇ、初紀ちゃん』
『……うん』
二人はパニクってる俺を無視して頷き合う。そして……ゆっくりと近付いてくる。
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