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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!
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……頭を撫でる手のひらが、抱き締めてくれる腕や胸の暖かさが、どうしようもなく心地よかった。
……ボクは、漸く受け入れることが出来た、救われた。
彼女―――ハルさんのおかげで。
だからボクは……一生を掛けてでも、彼女に恩返しをするんだ。
それが―――次の目標になった。
―――思えば、それはボクが今まで見向きもしなかった、男の子としての最初で最後の恋だったのかもしれない。
―――それからは、目まぐるしく日々は過ぎていった。やるべきことは沢山あったし、いつまでも過去に囚われていたら、きっとハルさんも苦しむから。
今は、前だけを向いていようとココロに決めて。
名を変えた。
"坂城 るい"と。
他の漢字をあてがうことも考えたけれど、それはボクを名付けてくれた両親への裏切りみたいで嫌だったから、平仮名にして。
ハルさんとはその後も連絡を取り合ってた。彼女と会う度に彼女を知っていくことが純粋に嬉しかった。
歳は実は5つしか違わないとか、甘いものが苦手だとか、笑うと口元を押さえる癖とか―――数えたらキリがないくらいに。
彼女の部屋に行って女の子としての特訓もした。
他人から見たら元男だと絶対気づかれないくらい徹底的に。
でも、ハルさんが相手だと時々ボロが出る。
異性としてなのか、同性としてなのか……それは分からないけど、大好きな人だから。安心できる人だから。
いつか、ハルさんが通知受取人の仕事をしなくても良いように、自分が頑張るんだって、勝手なことを思い描いたりもしてた。
その事をハルさんに話すと、彼女は困ったような笑みを浮かべながら―――『期待しないで待ってるね』―――とだけ言ってくれた。
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