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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!
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俺は、坂城が好きだった。いや、今でもその気持ちに嘘はねぇ筈だ。
でも、いつもならこの屋上から遠まきに眺めていた坂城の姿を……今は探す努力すらしてない。
女々しく真横に視線を落とし、溜め息ばかりつく。
……この堕落した俺は一体誰なんだ?!
…………。
………。
……。
…いや。俺、か。
「んだよ、らしくねーなぁ陸!」
不意に、辿々しくて甲高い声がした。
その声の主の名前を呼ぼうとして振り向いて―――
「初―――」
―――"き"の口形で、俺の声は止まった。
初紀によく似た髪型。けど、初紀じゃない。
「あれ、似てなかった?」
一瞬本当に間違えそうなほどに背格好は似ていた。
口調が、そんなに辿々しくなければ。
それがなけりゃ、遠目から別人だって気付かなかっただろうな……。
短く纏め上げられたポニーテールと、少しだけ裾上げされたスカートが、常に雲の流れに沿って吹く風に靡いていて、いつスカートが捲れてもおかしくない。
それが目的で凝視していると思われたくなくて思わず背を向ける。
……"そいつ"の名前を呼びながら。
「―――坂城……だったっけか?」
我ながらすげぇ白々しい。
多分、赤の他人の中では最も知っている自信があるってのに。
……何かストーカーみたいで凹む。
「ありゃ。私のこと知ってた?」
知ってるも何もねぇだろ。とは口が裂けても言えるわけもなく。
「人相覚えは得意なんだよ」
とか何とか適当にあしらってコンビニで売ってる安い1Lパックの緑茶をストローで、ずずーっ、と啜る。
「へぇ〜……刑事さん向きだねっ、将来はエリート官僚?」
ぶーーっ!!
濁点付きの霧散音が屋上に響き渡る。
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