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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!
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恨んでないと俺が言ったものの、陸は言葉に出すことを躊躇してるようだった。
……これを口にすれば、もしかしたら寝た子を起こす結果になるかもしれないとか、多分、そんなとこを考えてるんだろうな。
……何だか笑ってしまう。
バカだなぁ、相変わらずって。
たまに喧嘩はするけどさ……たとえどんな理由であれ、俺がお前を嫌いになんかなってやるもんか。
……でも、アイツはまだ不毛な一人相撲を続けてる。その男のくせに煮え切らない態度にちょっとだけイラッてしたから―――
「言わないと逆に恨むぞ?」
―――って少し首を傾げながら女の子っぽく言ってやる。
それで漸く覚悟を決めたらしい。おずおずと、陸は口を開いた。
「……さっきも言ったけどよ。お前は何の前触れもなく女になっちまったじゃねーか」
首肯。
どうやら俺のような例は稀だとか。
こういう突発的な発症例のパーセンテージは、コンマを下回る程度らしい。
でもまぁ、日本の人口に換算すれば宝くじでも4等くらいしか当たらない、それくらいの確率だしな。
たまたまそれに俺が該当しちまったってだけで。
「でも、俺はこうして国から"青色通知"が来て……変な意地を張らなきゃ、なんの心配もなく―――男でいられる」
「………」
「……だから! 単なるワガママで"権利"を蹴ってる俺を……恨んでんじゃねーかって、そう、……思ったんだよ」
段々と尻すぼみになってく陸の言葉。
「……そっか」
「……これでも恨んでねぇって言えるのかよ……っ?!」
「ばーかっ」
俺は心の底から出た本音を親友にぶつけてやる。
「んなっ!? バカはねぇだろっ!! 人が本気で悩んでたのに―――」
「―――ばーかばーかっ」
「てめ……っ! 人をおちょくるのもいい加減に―――!!」
「―――おちょくってんのどっちだよ?」
今度は、こっちが陸の言葉を遮ってやる番だ。どうやら、陸も俺の雰囲気の違いに気付いたらしく、口を噤む。
「あのな、陸。もしお前が、何の考えもなしに国から派遣された女の子を抱いたり、自棄になって女になったりしたら……俺はお前を軽蔑した。
でも、違うだろ? お前は、お前の状況を鑑みて、真剣に悩んで、考え抜いた挙げ句に決めたんだろ?
……違うか?」
……陸は静かに首を横に振る。
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