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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!
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「お前は参加しないの?」
「参加しろったって……」
「へぇ、お前ともあろう者が珍しいこともあるもんだあね」
「俺だってナイーブになるときぐらいあるわ!」
「しっかし、可愛い子が転校してきたな。やばいよ俺、恋したかも」
「お前、彼女いなかった?」
「あいつとは、別れる」
思わず、その彼女さんを見てしまう。
――せいぜい刺されないように祈ってるよ。
そんな様相もあり話しかけることも出来ず、常に傍観者の立場を取る俺と栄。
本来なら俺がいの一番にあの連中の一人にならなければならないのに、事態が事態なだけに
当然話しかけることも出来ない。
……どうやって話しかけろってんだよ、アイツに。
「うわ、こっち見た」
栄が無駄に反応し、そして美崎星と目が合う。合った。今。
俺の思惑を察したのか、彼女は近づいてくるや否や、唐突に俺の手を引いた。
「ちょっと、良い?」
「え――」「ええ……っ!?」
あまりの成り行きぶりに素っ頓狂な声を上げてしまう。俺は俺で、栄は展開についていけず
あわあわしてる。どうにも焦っているようにも見えたが、把握はしかねた。
だって、この状況だぜ?
「ちょっ……何を!?」
「私と、来てください」
思う間もなく星に手を引かれる。なすすべなく人並みを掻き分けさせられて、教室を出るこ
ろには小走りになり、彼女は人気がなくなるまでだらけきった俺の身体を力強く牽引した。
――あぁ、本当にアイツなんだと確信に至る瞬間だった。
その状況が、過去全てを想起させたのだ。
よく、アイツに苛められたことを。
よく、アイツに振り回されたことを。
よく、アイツに手を引かれたことを。
懐かしい後姿と手のひらの柔い感触に感情は高ぶる一方、どんな状況にあれど今だ変わらな
い立ち位置を知り、そして最後にあの手紙を思い出した。
今それが出来るんじゃないのか? と思った。なのにまた、流されてしまうのか?
それだけは、男として、見過ごせない……ッ!
俺は持ち前の瞬発力で星を追い抜いて、彼女の手を引いてひた走り校舎の外に飛び出した。
無論、上履きのままでだ。今星と二人きりになれるのなら、その他諸々の事情なんて関係なかった。
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