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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!
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星の境界線
―イントロダクション― 1
――本格的な夏の幕開けとなった五年前の夏。
「性転換って知ってる?」
陰鬱な梅雨の季節の只中のこともあり、その日はいつもより暗い天候に見舞われていて、教
室内で静かに過ごしていた美崎と彰二の二人は一見、空色模様のような気分を打ち消すように
他愛のない会話を交わしながら、給食が乗せられたトレイを囲んでいた。
「…………ふぇ?」
その最中に、彰二が突然そう切り出したものだから、美崎は一瞬呆気にとられる。
発音が少しあやしいのは、芋ようかんを運んでいたスプーンを口にふくませたまま聞き返し
たからだ。星は彼との長年の付き合いからその行為がいかにうっかりしたものであったのかを
熟知し、ネタ振りをしてしまった事に若干の後悔を抱く。
対して彰二は待ってましたと言わんばかりに目を爛々と輝かせ続けて、
「性転換だよ性転換。ほら、よくあるだろ? 男が女になったりーとかよくさ」
「やぶからぼうになんだそれは。お前が好きな漫画の話か?」
「いやそうじゃなくて一種の都市伝説なんだけどね。16才まで童貞だといつか女の子になっち
ゃうって病気があるらしんだよ。興味わかない?」
彰二は人差し指を立てると手とうでそれを切った。
人差し指を折り曲げて見せただけなのは言うまでもないことだが、その意味がわからないほ
ど彼の言いたいことがわからない美崎ではない。
要するに美崎の事情を知っている彼なりのアドバイスなのだ。
「どう?」
「……それでどうと言われてもな」
それでも、困惑する美崎を前にわざとらしいジェスチャーを続けて興味を仰ぐ彰二。
握りこぶしで作った穴に人差し指を入れて上下させている……。
なんて、ハレンチな奴だと美崎は思った。
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