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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!

360青色1号 ◆YVw4z7Sf2Y:2009/02/27(金) 03:47:13 ID:oGt3xY3A
「そっか」
 重々しく吐き出した俺の言葉に対し、待っていたのは随分とあっさりとした一言。
 ……なんか拍子抜けしてしまう。
「んだよー。人が漸く決心したのに、その態度」
「だって諦めるんだろ? 男で居ることを」
「は? 誰がンなこと言ったよ?」
「通知を受けないってことはだ。女になるってことを認めるってことだろ? 消極的にだけどよ」
 何か、生チョコケーキを頬張る対面席の女と会話が噛み合ってない気がする。
 あ……そうだ。肝心なこと言ってなかった。確かに、このまんまじゃ状況になんの変化もない。

「―――俺、告白する」

 ―――カラン。

 初紀のくわえてたフォークが床に落ちる音がファミレスのホールに響く。

「は……はぁぁあっ!?」

続いて、初紀自身の声がファミレスのホールに響く。
 集まる他の客と店員の視線。
「う、うるせぇよ、静かにしろバカっ!」
「で、でもよ。陸、お前、好きな人居たのかよ?!」
「あぁ」
「お、俺、知らねーぞ!?」
「そりゃ言ってねーもん」
「だ、誰だよ?」
「言わなきゃダメなのかよ?」
「ダメっ!」
「どーして?」
「どーしてもっ!!」
 なんだ、この痴話喧嘩みたいなやりとり? それに、どうして初紀がこんなにも必死なのかも理解に苦しむ。
「で……誰なんだよ?」
 初紀の目がさっきよりも爛々と輝いている。どうしても白状しなきゃならねぇらしい。……仕様がないか。ここまで腹割った仲だ。
「―――坂城だよ! 3組の坂城るい!」
 ……ハズい。死にたい。
「……ほーぉ、ショートカットの美人が好みかお前は」
「うるせーな、やめろそのニヤニヤ顔」


「でもよー。お前と坂城さんて接点あったっけか? それに、いくら告白したからって上手くいくとは限んねぇだろ? 上手くいったとしても、数日で即寝技で一本勝ちなんて無理じゃないか?」
 落ち着きを取り戻した初紀が言う言葉は紛れもなく正論だと思う。
 確かに分の悪い勝負だし、途中まで上手くいっても女になっちまったら元も子もない。
 でも、やれるだけのことはやって納得したい。たとえダメだったにしろ、無駄に足掻いた分だけ、納得した分だけ、後悔は軽くなるだろうしな。




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