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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!
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「そっか」
重々しく吐き出した俺の言葉に対し、待っていたのは随分とあっさりとした一言。
……なんか拍子抜けしてしまう。
「んだよー。人が漸く決心したのに、その態度」
「だって諦めるんだろ? 男で居ることを」
「は? 誰がンなこと言ったよ?」
「通知を受けないってことはだ。女になるってことを認めるってことだろ? 消極的にだけどよ」
何か、生チョコケーキを頬張る対面席の女と会話が噛み合ってない気がする。
あ……そうだ。肝心なこと言ってなかった。確かに、このまんまじゃ状況になんの変化もない。
「―――俺、告白する」
―――カラン。
初紀のくわえてたフォークが床に落ちる音がファミレスのホールに響く。
「は……はぁぁあっ!?」
続いて、初紀自身の声がファミレスのホールに響く。
集まる他の客と店員の視線。
「う、うるせぇよ、静かにしろバカっ!」
「で、でもよ。陸、お前、好きな人居たのかよ?!」
「あぁ」
「お、俺、知らねーぞ!?」
「そりゃ言ってねーもん」
「だ、誰だよ?」
「言わなきゃダメなのかよ?」
「ダメっ!」
「どーして?」
「どーしてもっ!!」
なんだ、この痴話喧嘩みたいなやりとり? それに、どうして初紀がこんなにも必死なのかも理解に苦しむ。
「で……誰なんだよ?」
初紀の目がさっきよりも爛々と輝いている。どうしても白状しなきゃならねぇらしい。……仕様がないか。ここまで腹割った仲だ。
「―――坂城だよ! 3組の坂城るい!」
……ハズい。死にたい。
「……ほーぉ、ショートカットの美人が好みかお前は」
「うるせーな、やめろそのニヤニヤ顔」
「でもよー。お前と坂城さんて接点あったっけか? それに、いくら告白したからって上手くいくとは限んねぇだろ? 上手くいったとしても、数日で即寝技で一本勝ちなんて無理じゃないか?」
落ち着きを取り戻した初紀が言う言葉は紛れもなく正論だと思う。
確かに分の悪い勝負だし、途中まで上手くいっても女になっちまったら元も子もない。
でも、やれるだけのことはやって納得したい。たとえダメだったにしろ、無駄に足掻いた分だけ、納得した分だけ、後悔は軽くなるだろうしな。
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